Piket's Movie Memorandum

ぴけっとの映画ブログにようこそ!ホラサス、SF、ドラマが好きです。各記事内の続きを読むをクリックすると、ネタバレが有りますので、ご注意を。記事数は2019年10月10日現在で、2156作品です。記事内の星はオイラのお勧め度で★1点☆0.5点で、5点満点で採点してあります。よろしくお願い致します。

カテゴリ: Action War

レバノンのベイルートへ着任したABSテレビの戦場記者のドン・スチーブンス。酒場でEVNテレビのマイクに、PLOの大物ハムデとサリムを紹介してもらった。イスラエルは連日PLOを攻撃していて、ドンたちはその惨劇をスクープしていた。ある日ベイルートからPLOが撤退すると言うニュースが流れた時、プールサイドでくつろいでいたドンにある女が近づく。彼女はPLOのトップ、ヤシン・アブリアドに独占インタビューしたくないっ?と言ってきた。その夜約束の場所にドンが行くと目隠しされて廃墟に連れていかれる。そこにはヤシンがいて、「PLOはゲリラから政治集団に変わるのだ。テロ行為は止めてイスラエルを承認する。」と言った。このビデオは世界中を駆け巡る大スクープになり、ドンも一躍有名になる。しかし後日PLOのハムデから、「あの会見の内容は嘘で、ヤシンは偽物、ドンは騙されたのだ。」と言う声明がでた。ドンは自分の面子を守る為、ヤシンを探し始める。しかしPLOに加担するドンをイスラエルは苦々しく思い、彼は拉致られて脅されてヤシンの居所を聞かれるも、何とか無事に帰された。・・・

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1941年12月、ロンドンのチェコスロバキア亡命政府から、スロバキア人のヨゼフ・ガブチークとチェコ人のヤン・クビシュがナチス占領下の祖国に落下傘で降下しヨゼフは負傷する。二人は接触相手に裏切られトラックを盗んでプラハに向かう。プラハでヨゼフは獣医に治療を受け、レジスタンスのハイスキー に会う。二人はチェコスロバキアを占領するナチスのトップであるハイドリヒを暗殺するエンスラポイド作戦を実行する指令を受ける。彼らは二人の女性レンカとマリーをはじめとする人々の助けを得て、ハイドリヒが車で朝出勤するところを待ち伏せする計画を立てる。そして急遽ハイドリヒがパリに翌々日転任することを知り、1942年5月27日に実行する。


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1945年4月、連合国がナチス・ドイツに最後の攻勢をかけようとしていた。第2機甲師団第66機甲連隊に所属する、ドン=ウォーダディーが車長を務めるM4A3E8 シャーマン(使用されたのはM4A2E8)「フューリー」号には以下のクルーが乗り組んでいた。砲手のバイブル、装填手のクーンアス、操縦手のゴルド。副操縦手は戦闘で死亡し、補充として新兵でタイピストを務めていたノーマン・エリソンが配属される。ノーマンは戦車の中を見たことも無く、ましてや戦闘に参加したことも無かった。デポでウォーダディーは武装SSに対して憎しみを抱いていることを顕わにする。ノーマン以外のクルーは北アフリカ戦線からの歴戦の猛者であった。そのため、ウォーダディーとともに生き残ってきたクルーは、戦闘経験が無くドイツ兵を殺すのに怖じ気づくノーマンを過小評価する。戦車小隊が縦列で行軍中、ノーマンは木陰に敵らしき人影を見つけるが味方に警告せず、そのせいでヒトラーユーゲント(少年兵)の攻撃によって先頭を走るパーカー中尉の戦車が破壊され、乗員もろとも火だるまとなってしまう。さらに、ドイツ軍対戦車砲陣地との戦闘の際にも、ノーマンは戦うことをためらってしまう。ウォーダディーは怒り狂い、戦争の現実を「教育」するためにノーマンに捕虜のドイツ兵を射殺するよう強要する。ノーマンはこれを拒否するが、ウォーダディーは力ずくで銃を持たせ、彼に捕虜を射殺させた。


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1939年の秋。ソ連がフィンランドに軍事的要衝であるカレリア地峡の明け渡しを迫るが、フィンランドはその要求を拒否。交渉決裂を受けてフィンランドではソ連の侵攻への備えを進め、平凡な農夫マルティとバーヴォのハカラ兄弟ら多くの男たちを招集する。戦争の実感もないまま呑気に集まった男たちは、ろくに揃っていない武器や装備に不安を募らせる。そうこうするうちにソ連軍が国境線に侵攻し、いよいよ戦争が幕を開ける。・・・


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第1章『その昔…ナチ占領下のフランスで』
1941年、第二次世界大戦中のドイツ軍占領下のフランスの田園地帯。この地に赴任した「ユダヤ・ハンター」の異名をとるナチス親衛隊のハンス・ランダ大佐は、行方不明になっているユダヤ人一家の手がかりを得るために酪農家のラパディットを尋問する。床下にその一家が匿われていることを突き止めると、部下に命じて床板越しにマシンガンで皆殺しにさせるが、ただ一人、娘のショシャナだけは逃げ出すことに成功する。ランダは走り去るショシャナの背中に向けてピストルを構えるが、引き金を引く代わりに別れの言葉を叫ぶ。
第2章『名誉なき野郎ども』
1944年春、アルド・レイン米陸軍中尉はユダヤ系アメリカ人8名からなる秘密特殊部隊を組織していた。レインが部下に説明する任務とは市民にまぎれて敵地奥深くに潜入しドイツ人を血祭りにあげることであった。捕虜はとらないという方針の下、拷問を加えた上で殺害しレインの祖先でもあるアパッチ族の慣わしに倣って各員が100人のドイツ軍兵士から頭皮を剥ぐよう命じる。一方、ドイツ軍の間ではレインの部隊は「バスターズ」の名前で知れ渡っており、その活躍は生存者を通してアドルフ・ヒトラー総統にも伝えられえる。「ユダヤの熊」こと軍曹ドニーは、協力を拒むドイツ軍下士官をバットで撲殺する。レインは唯一の生き残りのドイツ兵の額に一生消えないハーケンクロイツの傷をナイフで刻んだ上で解放する。またバスターズはドイツ軍兵士でありながらゲシュタポ将校13名を殺害して監獄に入れられていたスティグリッツを救出して仲間に引き入れる。
第3章『パリにおけるドイツの宵』
1944年6月、パリ。ショシャナは亡くなった叔父夫妻から映画館の経営を引き継いだ、身寄りのないうら若き女性映画館主エマニュエル・ミミューという別人に成りすましていた。ショシャナに想いを寄せるドイツ軍狙撃兵フレデリックは、彼のイタリア戦線での活躍をプロパガンダ映画『国家の誇り』に仕立て上げたヨーゼフ・ゲッベルス宣伝相にショシャナを無理やり引き合わせて、映画のプレミア上映会にショシャナの劇場を使用するようゲッベルスを説得する。そのビストロでの会食の場に、ショシャナの家族を皆殺しにしたランダ大佐が現れショシャナは緊張する。ゲッベルスとの話し合いが済むと、ランダはショシャナ一人を残らせて彼女の生い立ちや劇場について尋問するが、最後までエマニュエルがショシャナだとは気付かない。ランダが立ち去ると、ショシャナは極度の緊張から解き放たれ一人静かに泣く。その後、家族を殺された復讐にプレミア上映会に集うナチス高官をニトロセルロース・フィルムを使って、劇場もろとも焼き尽くすことを思いつく。


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第二次世界大戦下、イギリスに向かう途中であった客船がドイツ軍のUボートの魚雷攻撃を受け沈没してしまう。辛くも撃沈された船から逃れた男女数名は、1隻の救命艇に乗り合わせる。攻撃したUボートも連合国軍の攻撃で撃沈されるが、奇しくも、そのドイツ軍乗組員が新たな避難者として救命艇に加わる。・・・


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世界各地の戦場で戦ってきた傭兵ジェミー・シャノンは、世界的な鉱山会社の代理人エンディーンから、西アフリカの小国ザンガーロの政権安定度の調査を依頼された。それは、ザンガーロの地下資源プラチナを狙う鉱山会社から政権が転覆する可能性やそのような動きがあるか調べる事だった。ジェミーは野鳥の観察家キース・ブラウンとして入国し、調査や撮影を開始。しかし、ザンガーロのキンバ大統領のいる兵営を撮影したことから逮捕され、殴り倒されて強制送還された。・・・


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1942年、アドルフ・ヒトラー率いるドイツ第三帝国はその絶頂にあった。かつての友好関係を破棄して侵攻してきたナチスとソビエト連邦の戦いはドイツ軍が有利に運び、ソ連西部の一帯はドイツ軍の勢力圏と化していた。それでもなお、ドイツ軍は黒海・カスピ海方面の油田地帯を抑えるべく進軍を進め、その途上に横たわる大都市スターリングラードで激戦を繰り広げていたが、装備に勝るドイツ軍の前にソ連軍は消耗を強いられていた。ウラル地方の羊飼いであり、幼いころから祖父に狼を撃つことを仕込まれていたヴァシリ・ザイツェフは、今、赤軍に身を置いていた。しかし一兵士でしかないヴァシリは銃も与えられず、弾丸だけを渡される。そしてソ連軍による突撃がドイツ軍に撃退された後、ヴァシリと政治将校ダニロフは遺体の中に潜んで命を繋ぐが、ドイツの高級将校達が壊れた建物で寛ぐシーンを目撃。ダニロフは絶好の機会と狙撃を試みるが、実戦の経験が浅く、銃に弾が装填されていないことも確認せずに、引き金を引くという未熟さを露呈してしまう。ダニロフはヴァシリのアドバイスを聞いて銃の操作に彼の方が長けていると判断しヴァシリに狙撃を任せる。ヴァシリは砲弾の爆発に狙撃を合わせるという巧妙な手段によって瞬時にドイツ軍の高級将校達と、ヴァシリの気配に気づいた護衛の兵士を殺害することに成功した。命を救われたダニロフはヴァシリを賞賛し、二人は親友となる。政治将校に狙撃の才能を認められたことでヴァシリの立場は一転。広報係であるダニロフはヴァシリを有能な狙撃兵としてソ連共産党の機関紙で喧伝、狙撃によって次々とドイツ将兵を葬るヴァシリの活躍にソ連軍の士気は高揚、彼は一躍戦場の英雄となる。一方、ドイツ軍はヴァシリを仕留めるため、スターリングラードに狙撃の達人であるケーニッヒ少佐を派遣してくる。


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CIA分析官のマヤは、2003年にパキスタンのCIA支局に配属された。秘密基地(Black Site)では同僚のダンが、2001年の911、アメリカ同時多発テロ事件の金の運び屋とされるアンマルを尋問&拷問していた。マヤはダンやジェシカ、ジャック、トーマス、J.J.らとともに情報収集に取り組む。ある時アンマルは拷問から解き放たれ、豊富な食べ物と飲み物が与えられる。マヤとダンの前でアンマルは「アブ・アフメド・アルクウェイティ(Abu Ahmed al-Kuwaiti)」という名前を告げた。それは以前は明かされなかったビン・ラーディンの連絡係の名前であった。だが、ブラッドリー支局長はその情報の信憑性を疑い頻発する自爆テロの阻止を優先した。しかし2005年のロンドンテロ、2008年のパキスタンのイスラマバードでのマリオットホテルテロ(この時はマヤ、ジェシカは九死に一生を得た)は実行された。CIAはアルカーイダの医師を買収し、情報を聞き出そうとする。しかし2009年12月30日、アフガニスタンのチャップマン基地に現れた医師は身体に巻いた爆弾で自爆。これによってジェシカが死亡した。更にその直後、アブ・アフメドがすでに死んでいるという情報もマヤにもたらされた。


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1942年北大西洋。1隻のドイツ潜水艦Uボート571号がイギリスの駆逐艦に攻撃され漂流、救難信号を発信する。それを傍受したアメリカ海軍は潜水艦S-33をUボートに偽装、救援を装ってU571号を乗っ取り、ドイツ軍の最新暗号機(エニグマ)を奪取する作戦に出る。しかし、作戦遂行中、救難信号を受けU571号の救援に駆けつけた本物のUボートによって、S-33が撃沈され乗組員のほとんどを失ってしまう。敵潜水艦に取り残された副長ら数人は、扱いなれないUボート571号を駆使して、帰還しようとドイツ軍に立ち向かう。・・・


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ユーゴスラヴィア、クロアチア東部の古都ブコバル。ベルリンの壁が崩壊し国内で民族の独立運動が再燃、紛争が始まった。クロアチア人のアナとセルビア人のトーマは結婚まもなく内戦に巻き込まれた。トーマはユーゴスラヴィア連邦軍に応召され、アナは実家に身を寄せたがセルビア人と結婚した裏切り者と同胞は冷たい。アナはトーマに妊娠したことを告げるが、戦闘が激化する中トーマとは音信不通になってしまった。・・・


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第二次世界大戦末期のドイツの第十七捕虜収容所の第4兵舎は、アメリカ人の下士官ばかりを収容していた。ある時、そこから2人の捕虜が脱走しようとするが待ち伏せしていたドイツ兵に射殺されてしまう。脱走を計画した捕虜たちは「兵舎内に情報を漏らしているスパイがいるのではないか?」と疑い出す。捕虜たちはドイツ兵の目を盗みながら手に入れたラジオで戦況を確認していく。そんな中、捕虜のクッキーは捕虜仲間のセフトンが行っている賭博や酒の売買、ロシア人女性捕虜の覗き見斡旋などの商売に協力していた。セフトンは商売の売り上げを元手にドイツ兵を買収して様々な嗜好品を手に入れており、捕虜仲間の脱走計画にも否定的で浮いた存在だった為、次第にスパイ疑惑をかけられていく。クリスマスが迫っていたある日、輸送列車のトラブルにより将校のダンバー中尉が一時的処置として第十七捕虜収容所に収容される。彼は直前にドイツ軍の軍用列車を爆破した英雄として捕虜たちから歓迎される。しかし同じボストン出身で彼は金持ちで自分は貧乏と、将校昇進試験に落第した経験があるセフトンは彼に冷淡な態度をとり険悪な雰囲気を作ってしまう。そんな中、収容所長のシェルバッハはダンバーを列車爆破の容疑で拘束する。ダンバーの列車爆破の事実は第4兵舎の捕虜しか知らないため、捕虜たちはスパイがいることを確信し、彼と対立していたセフトンを疑う。さらにラジオが発見・没収されたことで捕虜たちの怒りが限界を越え、セフトンは彼らにリンチされる。翌日、セフトンは溜め込んだ嗜好品をドイツ軍のシュルツ軍曹に渡してスパイの正体を探ろうとするが拒否され、その現場を捕虜仲間に目撃されたため完全に信用を失ってしまう。


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全能の神ゼウスと人間との間に生まれた英雄ヘラクレス。強靭な肉体と無類の怪力を誇るヘラクレスは各地に潜んでいた魔物を倒したとされ、それらの伝説は「12の難業」と呼ばれ広く知られていた。しかし、それらの伝説は甥のイオラオスによって広められたもので、実際のヘラクレスは強い肉体と怪力こそは持っているものの、神の子などではない普通の人間であった。過去の事件により流れ者の傭兵に身を落としていたヘラクレスは、幼馴染のアウトリュコスや預言者アムピアラオスといった仲間たちと共に、数多くの戦場を駆け抜けていた。ある日、そんなヘラクレス一行の前にトラキアの王女ユージニアが現れ、彼らに国王であり自身の父親であるコテュス王をレーソス率いる反乱軍から救ってほしいと依頼する。多額の報酬に惹かれた一行はトラキアへと足を運ぶが、王国の軍隊は反乱軍との戦いで壊滅状態であり、残っているのは寄せ集めの農民たちだけだった。ヘラクレスは農民たちを一から鍛え上げようとするが、レーソス軍が王国内の村に迫っていることを知ったコテュス王は軍隊を率いて出陣する。しかし村は既に壊滅しており、コテュス王の軍隊は妖術で操られた村人たちに襲われる。最初兵士たちは怖気付くがヘラクレスの活躍を見て奮起し反撃を始め、村人たちを撃退する。軍隊の半数が戦死した。ヘラクレスは準備不足のまま出陣したコテュス王を責め、改めて軍隊の訓練を始める。宮殿からはユージニアたちが負傷兵の手当てをするために駆け付け、そこでアウトリュコスたちに「ヘラクレスが自分の妻子を殺した」という噂の真相を尋ねる。アウトリュコスは彼女に対し、「ヘラクレスは何も覚えていないと言っている」と伝える。


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天正元年、その勇猛を恐れられる武田信玄とその軍勢は、東三河で野田城を攻め落とそうとしていたが、ある夜、信玄は城内から狙撃され、上洛の野望叶わずして死す。自己の死は秘匿し、幼い嫡孫(竹丸)が成長するまで3年は動かずに領地を固めてほしい、との遺言を託された信玄の弟武田信廉と重臣らは、信玄の死を内部にも明かさず、死刑寸前のところを信廉が拾ってきた、信玄に瓜二つの盗人を、信玄の影武者として立てることとする。盗人は盗み癖を見せて逃げようとしたため一度は解任されるものの、信玄が死んだこと、かつその死が織田信長や徳川家康の間者にばれたところを目撃すると、以前対面した折に受けた信玄の威厳や、助命の恩義を思い出し、自ら影武者になることを重臣たちに土下座して願い出る。信玄として屋敷へ戻った影武者は、嫡孫竹丸や側室たちとの対面を危ないところを見せながらも果たし、やがては評定の場においても信玄らしく振舞って収めるなど、予想以上の働きを見せていく。しかし信玄の存命を疑う織田信長や徳川家康は、陽動作戦を展開しだす。それに対し諏訪勝頼は独断で出陣し、武田家内には不協和音がもたらされる。勝頼は側室の子ゆえ嫡男とはみなされず、自身の子、竹丸の後見人とされており、かつ、芝居とはいえ下賤の身である影武者にかしずいて見せねばならぬなど憤懣やる方なかったのだ。



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ペルシア帝国100万の大軍に、わずか300人の戦士を率いて立ち向かい美しく散ったスパルタ王レオニダス。しかしその何者にも怯まない強靱な意志は、彼一人ではなく、ギリシャの男たちに広く受け継がれていた。そして今、大艦隊でエーゲ海を席巻するペルシア海軍の前に、アテナイの勇者テミストクレス将軍がギリシャ連合軍を率いて立ちはだかる。彼らは圧倒的な戦力差をその勇猛な闘志と知略で跳ね返していく。しかし迎え撃つペルシア海軍には、大艦隊を統率する残忍な女司令官アルテミシアがいた。もともとギリシャ人でありながら両親を惨殺された過去ゆえにギリシャに対する激しい憎悪で復讐の炎を燃やしていた。やがて、アルテミシアは優秀な敵将テミストクレスを取り込もうと色仕掛けで迫るのだったが、、、。



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1973年8月からアメリカ人ジャーナリストのシドニー・シャンバーグと、現地の新聞記者であり通訳でもあるディス・プラン(カンボジア人)はカンボジア内戦を取材している。しかしカンボジア内戦は次第にポル・ポト率いるクメール・ルージュ(赤いクメール)が優勢となり米軍が撤退を開始。この時、シャンバーグはプランの一家をアメリカに亡命させようとするが、プランは仕事への使命感から妻子のみをアメリカに逃がし、自分はカンボジアに残ることを決意する。そしてシャンバーグとプランは取材活動を続けていく。やがてカンボジアは完全にクメール・ルージュに支配され、シャンバーグたちはクメール・ルージュに捕まるがプランが交渉して助けてくれた。その後みんなフランス大使館に避難。シャンバーグや他社の記者は、外国人であるから帰国により逃れることができるが、カンボジア人であるプランは逃げることができない。そこでシャンバーグらはパスポートを偽造してプランをアメリカに亡命させようと画策する。ところが粗悪な印画紙に写真を焼き付けたため、偽造パスポートの写真の画像が消えてしまいプランを逃すことに失敗する。そのためプランはフランス大使館を出ることを余儀なくされ、クメール・ルージュの支配する集団農場へと移送されてしまった。時は1975年4月。集団農場では人は理由もなく銃殺されていく。農場への往復の際に徒歩ではなく荷馬車に乗っていただけで銃殺され、作業が緩慢という理由だけで銃殺される。また身分を隠していた元教師、元医師たちは、「クメール・ルージュは君たちを許す」という嘘にだまされて、身分を明かしてしまい、その結果、銃殺されていった。(あらすじはウィキを改変。)



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司法試験に落ち続け、人生の目標を失いかけた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・佐伯慶子は実の祖父だと思っていた賢一郎とは血のつながりがなく、本当の祖父は太平洋戦争で特攻により戦死した宮部久蔵(みやべきゅうぞう)という人物であることを知る。久蔵について調べ始めた2人は、祖父が凄腕のパイロットであり、生きることに強く執着した人物であったことを知る。そんな祖父がなぜ特攻に志願したのか。元戦友たちの証言から祖父の実像が明らかになっていき、やがて戦後60年にわたり封印されてきた驚きの事実にたどり着く。・・・



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1942年、トラウドゥル・ユンゲは数人の候補の中からヒトラー総統の個人秘書に抜擢された。1945年4月20日、ベルリン。第二次大戦は佳境を迎え、ドイツ軍は連合軍(ソ連軍)に追い詰められつつあった。ヒトラーは身内や側近と共に首相官邸の地下要塞へ潜りユンゲもあとに続く。そこで彼女は冷静さを失い次第に狂人化していくヒトラーを目の当たりにするのだった。ベルリン市内も混乱を極め、民兵は武器も持たずに立ち向かい、戦争に参加しない市民は親衛隊に射殺されていく。そして側近たちも次々と逃亡する中、ヒトラーは敗北を認めず最終決戦を決意する。・・・



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十九世紀末。ロシアの南下政策は満州からさらに朝鮮にまで及び、朝鮮半島の支配権を目指す誕生間もない明治維新政府の意図と真っ向から衝突した。開戦か外交による妥協か、国内では激論がうずまいていた。軍事力、経済力ともに弱小な日本にとって、ロシアは敵にするには強大すぎた。しかし幾度となく開かれる元老閣僚会議で次第に開戦論が高まっていくが、ロシアの強大さを熟知している伊藤博文は戦争回避を主張していた。巷でも、開戦論で民衆を煽動する壮士グループと、戦争反対を叫ぶ平民社とが対立。ある日、開戦論に興奮した民衆が平民社の若い女、佐知に殴りかかろうとしているところを、通りがかった小賀が救った。その頃、伊藤は参謀本部次長の児玉源太郎と会見、対露戦の勝算を問うていた。児玉は早いうちにロシアに打撃を与え、講和に持ち込むしか勝つ道はないと訴えた。明治三十七年二月四日、御前会議で明治天皇は開戦の決議に裁可を下した。ここに日露戦争の幕が切っておとされたのだ。・・・



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