時間が最大の敵。第一次世界大戦真っ只中の1917年のある朝、若きイギリス人兵士のウィリアム・スコフィールドとトム・ブレイクにひとつの重要な任務が命じられる。それはドイツ軍の罠と知らず追い詰めてる最前線にいる1600人の味方に、明朝までに作戦中止の命令を届けること。また進行する先には仕掛け爆弾が張り巡らされており、さらに1600人の中にはブレイクの兄も配属されていたのだ。戦場を駆け抜け、この伝令が間に合わなければ、兄を含めた味方兵士全員が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになる。刻々とタイムリミットが迫る中、2人の危険かつ困難なミッションが始まる。・・・



1917 命をかけた伝令 amazon
 
兄ジョゼフを助けるため危険な伝令任務に就くトム・ブレイク。相棒スコフィールドも実はトムが選んでました。ですから、オイラは主役はトムだなと思ってみていると、ドイツ軍の戦闘機が納屋に突っ込んで落ちて来て、トムはパイロットをコクピットから出して助けますが、逆に腹を刺されてしまいます。えっ、まさかです。スコフィールドは井戸水を汲みに行ってて、いませんでした。それでトムは死亡。任務はスコフィールド一人に任されるのです。スコフィールドも苦難の連続。ドイツ軍の攻撃を受けながら第2大隊を目指します。あと一歩のところで川に落ち、滝に巻き込まれますが、浮いたらブレイク家に咲いている花びらが川に舞っていました。ここのシーンは、トムが助けてくれたんだね、と思いました。やっとの思いで大隊に着きましたが、軍人の上層部は頭が固かったわ。もう攻撃寸前なので特にですね。スコフィールドはマッケンジー大佐に会うのに、塹壕を出て爆弾が飛び交う戦場を駆けます。マッケンジー大佐も将軍の伝令だと言っても見てくれません。スコフィールドがドイツの罠ですと言ったら、やっと信じてくれました。戦闘は第1波で中止。スコフィールドはトムの死を兄ジョゼフに伝えに行きました。そんで幕。

2019年 イギリス・アメリカ合作 1917 ★★★
監督: サム・メンデス
脚本: サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ
音楽: トーマス・ニューマン
撮影: ロジャー・ディーキンス
出演: ジョージ・マッケイ ウィリアム・スコフィールド
ディーン=チャールズ・チャップマン トム・ブレイク
マーク・ストロング スミス大尉
アンドリュー・スコット ジョセフ・ブレイク
コリン・ファース エリンモア将軍
ベネディクト・カンバーバッチ マッケンジー大佐