1911年のエジプト。ベストセラー作家のアデルはテニスでの事故から瀕死の妹アガットを救うため、エジプトに伝わる“復活の秘薬”を求めてラムセス2世の墓を訪れる。アデルは黄金を狙う盗賊の攻撃や宿敵のデュールヴー教授の邪魔立てをかわしながら、秘薬のカギを握るミイラを手に入れる。その頃パリでは、絶滅したはずの翼竜プテロダクティルスが復活して、人々を恐怖に陥れていた。・・・



アデル/ファラオと復活の秘薬 amazon
 
つい先日エジプトで豪華絢爛なミイラの移管パレードがあったので、何気にスカパーで見ました。どちらかというとコメディタッチな作風で、妹想いのアデルの大冒険です。だから、スペクタクル、スリリングさは皆無ですね。。怪鳥プテロダクティルス、要するにプテラノドンや、パトモシス・ミイラやラムセス2世・ミイラも可愛かったし。ラストのアデルが船旅に行く船がタイタニック号なんですが北極海で沈んでアデルの運命や如何に?と思わせます。更に悪者デュールプ教授も一緒に乗船しているようで、ヤバいアデルだなって終わり方でした。まっ、これがヒットしたら2が作れるようにしてあるんですけどね。

2010年 フランス The Extraordinary Adventures of Adel Blanc-Sec ★★★★
監督:リュック・ベッソン
製作:ヴィルジニー・ベッソン=シラ
原作:タルディ
脚本:リュック・ベッソン
撮影:ティエリー・アルボガスト
プロダクションデザイン:ユーグ・ティサンディエ
衣装デザイン:オリヴィエ・ベリオ
音楽:エリック・セラ
出演:ルイーズ・ブルゴワン アデル・ブラン=セック
マチュー・アマルリック デュールヴー教授、アデルと敵対する奴。
ジル・ルルーシュ カポニ警部
ジャン=ポール・ルーヴ ジュスタン・ド・サン=ユベール、雇われハンター
フィリップ・ナオン メナール教授、アンドレフの師匠
ニコラ・ジロー アンドレフ・ズボロフスキー、23歳の科学者助手。
ジャッキー・ネルセシアン エスペランデュー教授、蘇生法を見つけた考古学者。ジュラ紀専門。
ロール・ドゥ・クレルモン=トネール アガット・ブラン=セック、アデルの妹