爆発的な伝染病によってわずかな人類だけが生き残った地球。生存者たちは過酷な状況下で食料とシェルターを求めてさまよっていた。廃墟と化した街へと車を走らせ、物資や食料を探していたジュリエットは、ベースキャンプに戻る途中で車が横転。足を骨折し身動きが取れなくなった彼女は荒野の真ん中でひとり取り残されてしまう。やがてあたりが夜の闇に包まれ、ジュリエットは人間ではない未知の「何か」が近づいてくる気配を感じた。・・・
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ジャックとジュリエットの楽しい、悲しい運命のストーリーでした。前半は、現在の人食い化け物対決のホラーアクション風。そして、それに交互に挿入される中盤のジュリエットの過去は、画廊の富豪ジャックとの出会いから結婚に至るシンデレラストーリー。そして後半は、まず過去の出来事からだ。ジュリエットが死産して、NYが化学兵器で攻撃されてジャックは喉を焼かれ喋れないようになる。その後、彼は病院からどこかへ連れていかれてしまった。そして現在。ジュリエットは襲ってくる人食い化物を何とか始末した。しかし朝を迎えて、また化け物が動き出してジュリエットに覆いかぶさる。ジュリエットは食われるのか?と思いきや、化け物はジュリエットの顔を優しく撫でる、、、そう、その仕草はジャックの母がジャックに教え、彼はジュリエットに教えていた、相手を笑わせるあの仕草だ。ジャックは化学兵器で化物になっていたが意識は有ったのだ。神の運命はまたも2人を引き寄せたのだった。そして2人は抱き合い、ジュリエットは初めてストレートに愛していると言って、2人頭を寄せ合ってジュリエットは引き金を引いて、一緒にあの世へ旅立ったのだった。悲しいけど、一緒に旅立ったのは、ウォーキングデッドのように荒廃した世の中だから幸せですね。因みに本作の冒頭のBGMは、朝日のあたる家で、ラストは朝日にあたり自殺した2人でした。家は無いけどオンボロ車が家の代わりかな?ふと思いましたね。
2017年 フランス Hostile ★★★
監督:マチュー・テュリ
製作:ザビエ・ジャン
脚本:マチュー・テュリ
撮影:バンサン・ビエヤール=バロン
編集:ジョエル・ヤコベッラ
音楽:フレデリック・ポワリエ
出演:ブリタニー・アシュワース ジュリエット
グレゴリー・フィトゥーシ ジャック
ハビエル・ボテット クリーチャー
2017年 フランス Hostile ★★★
監督:マチュー・テュリ
製作:ザビエ・ジャン
脚本:マチュー・テュリ
撮影:バンサン・ビエヤール=バロン
編集:ジョエル・ヤコベッラ
音楽:フレデリック・ポワリエ
出演:ブリタニー・アシュワース ジュリエット
グレゴリー・フィトゥーシ ジャック
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