宇宙の彼方より知的生命体が電磁波の形で宇宙ステーション「ミール」を襲い、そこから南太平洋上のロシアの衛星探査船ウラディスラフ号に突入した。その生命体はデータベースから人間という生命体を調べつくし、人間を「絶滅すべき敵」=ヴァイラスと決めて、出した答えは「人類抹殺」。そして生命体は人間の身体のパーツを自らの動く手足に改造し、人間と機械の融合体、バイオ・メカノイドを作り出した。 その事件から8日後。運搬船シースター号の船長であるエバートンは台風で全財産をつぎ込んだ荷船を失ってしまう。失意の底に落とされたエバートンが拳銃自殺しようとした時、シースター号の航海士フォスターがウラディスラフ号を発見する。エバートンとそのクルー達は、ウラディスラフ号をロシア政府に引き渡すことで合法的に莫大な報酬(約3000万$)が得られることを知り、船を再始動させる。この船に何が潜んでいるのかも知らずに。・・・



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テンポよくスピーディーな構成、面白い映画でした。台風の中での遭難の危機→ロシア船を発見して一攫千金を夢見る→訳の分からんロボットを見つける→人と融合したメカノイド発見。→人類抹殺の企みを知る→エバートン船長は自らメカノイドになる。→船を沈めなければ人類がヤバい→ターミネーターのようなボスキャラ登場、犠牲者増大(リッチー、ナディア)→リッチーが直してくれた脱出シートでスティーブとフォスターのみ脱出し、手榴弾のピンが外れ船は大爆発、一件落着。

1999年 アメリカ VIRUS ★★★★
監督:ジョン・ブルーノ
製作:ゲイル・アン・ハード
脚本:チャック・ファーラー、デニス・フェルドマン
撮影:デヴィッド・エグビー
特撮:フィル・ティペット
特殊効果:スティーヴ・ジョンソン
音楽:ジョエル・マクニーリイ
出演:ジェイミー・リー・カーティス 航海士ケリー・"キット"・フォスター
ウィリアム・ボールドウィン 機関士スティーブ・ベイカー
ジョアンナ・パクラ ナディア、ロシアの科学者
ドナルド・サザーランド ロバート・エバートン船長
マーシャル・ベル J・W・ウッズJr.
シャーマン・オーガスタス ヒコ
クリフ・カーティス リッチー・メイソン
ジュリオ・オスカー・メチョソ スクィーキー、一番初めにメカノイドにされる。