旧北極のNERV基地「ベタニアベース」において、捕獲され実験に使われていた第3使徒が封印から目覚め、暴れだす。これに対し真希波・マリ・イラストリアスが乗るエヴァンゲリオン仮設5号機が出撃。仮設5号機は大破しつつも第3使徒を倒すことに成功するが、使徒のコアを破壊した直後、マリを脱出させた上で自爆する。(ここで舞台は日本に戻る) 父・碇ゲンドウ司令とともに亡き母碇ユイの墓参りに訪れた碇シンジは、葛城ミサトの車で帰る途中、海上を歩行する第7使徒を目撃する。そこに、上空で輸送機から放たれたエヴァンゲリオン2号機(搭乗者:式波しきなみ・アスカ・ラングレー)が現れ、空中戦を繰り広げ難なく使徒を撃破する。2号機とともに来日したアスカは、シンジと同じくミサトの家に同居し、同じ中学校に通うことになる。碇ゲンドウと冬月コウゾウ副司令が建造中のEVANGELION Mark.06(6号機)の視察のためSEELEの月面基地「タブハベース」 へ赴くが、二人が帰還する前に、衛星軌道上に第8使徒が出現、NERV本部への落下攻撃がほぼ確実と判明する。代理の指揮権を持つミサトは、エヴァ初号機(シンジ)が受け止めて、零号機(綾波レイ)・弐号機(アスカ)が攻撃する作戦を立案実行に移し、アスカがとどめを刺す。シンジは作戦後ゲンドウから褒められたことに喜びを感じ、使徒を一人で倒せなかったことでプライドが傷ついたアスカも、シンジをパイロットとして認めこれ以降は次第に打ち解けていく。NERVの北米第2支部で試験中のエヴァ4号機が支部を巻き添えに消滅し、その事故を受けて同じくアメリカで開発されていた3号機が急遽日本に移送されることになった。3号機の起動実験ではレイとアスカがパイロット候補となったが、起動実験の日とレイがシンジとゲンドウの和解のため企画している食事会の予定が重なっていることに気付いたアスカは自らテストパイロットに志願する。実験当日、アスカの乗った3号機の起動実験が開始されるが、3号機には侵食型の使徒が侵入しており暴走、周囲を吹き飛ばす大爆発を起こす。ゲンドウはエヴァ3号機を第9使徒として処理することを決定、シンジの初号機のみを出撃させる。しかしシンジは3号機にまだアスカが乗っていることを知り、戦闘を拒否したため、ゲンドウは初号機の制御を無人操縦システム「ダミーシステム」へ切り替えさせる。ダミーシステムに切り替えられた初号機は3号機を徹底的に破壊し食った。シンジは必死に止めようとするも初号機は使徒のコアを、アスカの乗った操縦席(エントリープラグ)ごと噛み砕いた。



ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 amazon
 
アスカは一命を取り留めたものの使徒による精神汚染が疑われ「貴重なサンプル体」として隔離される。激高したシンジはジオフロントを半壊させる。その後捕まり、パイロットを辞めミサトの家を出るが第10使徒の出現のためジオフロント内のシェルターへと避難させられる。マリが勝手にエヴァ2号機に乗りこんで、ジオフロント内に侵入した第10使徒を迎撃。しかし第10使徒の強力なA.T.フィールドに阻まれ太刀打ちできず、2号機を獣化第2形態へと変形させ肉薄するが返り討ちにあう。次にレイが零号機でN2航空誘導弾を抱えて自爆攻撃を仕掛けるが、使徒がコアを瞼のようなもので防御したため失敗する。2号機が倒れこんだシェルターにいたシンジを、マリは2号機の手で外に連れ出す。そこでシンジが見たものは、使徒がレイの乗る零号機を一瞬で捕食する光景であった。これを見たシンジはNERV本部へと走り、「何故ここにいる?」と問うゲンドウに自分は初号機のパイロットだと答える。零号機とレイを吸収した第10使徒は人型に変形、メインシャフトを降下しミサトらのいる第一発令所を襲撃する。そこにシンジが乗った初号機が現れジオフロント地表まで戻すことに成功するが、内部電源が切れ活動を停止してしまう。しかし、シンジの叫びとともに再起動した初号機は「神に近いもの」(疑似シン化第1覚醒形態)へと変貌を遂げる。シンジはその力をもって使徒を圧倒し、使徒に吸収されていたレイを救い出す。初号機は光の巨人(疑似シン化第2形態)となりサードインパクトが始まろうとする。(エンド・クレジット後に)月面から渚カヲルの乗るエヴァMark06が飛来し、カシウスの槍でシンジとレイの初号機のコアを貫いて、サードインパクト食い止めた。・・・幕

EVA新劇場版2作目、中編です。TV版にはないシーン、日本海洋生態保存研究機構のセカンドインパクトの前の海を再現しているシーンで、「だから鳥がいないんだ、海が真っ赤なんだ、自然の生態系が壊されているんだ」と気づきました。そして、温泉ペンギンのペンペンが海の生物を見たり、仲間に会った時の喜びようが微笑ましかったですね。そう動物には、人もそうですが、地球の自然が大事なんです。また、クローンのレイに感情が芽生えてきて、人間的に描かれているのは好感が持てますね。レイは、ありがとうとか、おはようの感覚も身につけるし、シンジとゲンドウの仲をもとうと食事会を企画します。アスカとのエレベータでの会話でも、「碇君といると私はポカポカしてくるし、碇君も司令とポカポカして欲しい。」と言います。クローンならではの、あったかい会話ですね。加持がゲンドウに持ってくるブツは、TV版では『アダムの肉体』でしたが、本作では『ネブカドネザルの鍵』に変更。これの意味については説明はなし。あとEVAは、1国で3体以上持ってはいけないというバチカン条約が結ばれているようです。たくさんあれば、鬼に金棒!どんな国でも侵略できますからね。
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以下、ウィキより。
旧作からの変化
本作は、『新世紀エヴァンゲリオン』TVシリーズの第八話『アスカ、来日』から第拾九話『男の戰い』までを描くものとして制作が開始された。しかし、前作『序』がTVシリーズ第壱話から第六話までのストーリーをほぼ踏襲していたのに対し、本作ではTVシリーズや旧劇場版には登場しない新たな登場人物、エヴァンゲリオンや使徒が登場。さらには新たな謎も加わり、『新劇場版』独自のストーリーを展開していく。本作のストーリーも、当初はただの「総集編」で、監督の鶴巻和哉によれば「別に言うほど『破』じゃない」ものであったが、前作『序』が公開(2007年9月)された後に、総監督庵野秀明の意向によりシナリオが見直され、当初は「声も出さなくていいというくらい」であった、新キャラクターの真希波・マリ・イラストリアスの出番が増えるなどの変更がなされた。また、アスカとレイがNERV本部内のエレベーターで乗り合わせる場面(ただし会話の内容などはTVシリーズと異なる)など、第弐拾話以降のエピソードも取り入れられた形となっている。作画に関しても、『序』では大半がTVシリーズから原画やタイムシートなどの素材を使用していたのに対し、本作ではほぼ全編にわたって新規に描き下ろされている。そのため、『序』では「リビルド」を強調していたのに対し、本作ではあまり使われていない。庵野は自身がこれまで作り上げてきたエヴァの世界を自分では破壊しきれないとして、『破』というサブタイトルを象徴する新キャラクター・マリを演じる坂本真綾との打ち合わせの際も、マリに関するより詳しいディレクションは監督の鶴巻に任せている。
『エヴァンゲリオン新劇場版:破』評価は?ネタバレ感想考察/バチカン条約とは?エヴァ7機と使徒一覧?
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2009年 日本 EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
総監督、脚本、原作:庵野秀明
監督:摩砂雪、鶴巻和哉
製作総指揮:大月俊倫、庵野秀明
撮影:福士享
編集:奥田浩史
音楽:鷺巣詩郎
主題歌:宇多田ヒカル「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」
製作会社:カラー
配給:クロックワークス、カラー
声の出演:緒方恵美 碇シンジ、エヴァンゲリオン初号機のパイロット。“第3の少年”
林原めぐみ 綾波レイ、エヴァンゲリオン零号機のパイロット。“第1の少女”
林原めぐみ ペンペン、ミサトの家に同居している、温泉ペンギン。
林原めぐみ 碇ユイ、シンジの母。
宮村優子 式波・アスカ・ラングレー、エヴァンゲリオン2号機のパイロット。“第2の少女”。ドイツ出身。
坂本真綾 真希波・マリ・イラストリアス エヴァンゲリオン仮設5号機のパイロット。イギリス出身、NERVユーロ支部所属。本作がシリーズ初登場。
石田彰 渚カヲル EVANGELION Mark.06のパイロット。月より飛来。
三石琴乃 葛城ミサト、 NERV戦術作戦部作戦局第一課長。シンジらパイロットの直接の上司でもある戦闘指揮官。
山寺宏一 加持リョウジ、 NERV主席監察官。
山口由里子 赤木リツコ、 NERV技術開発部所属。E計画担当・エヴァンゲリオン開発責任者。
立木文彦 碇ゲンドウ、NERV最高司令官。シンジの父。
清川元夢 冬月コウゾウ、NERV副司令官。
長沢美樹 伊吹マヤ、NERV本部のオペレーター、技術開発部技術局第1課所属、2尉。リツコの部下。