大阪・ミナミに拠点を置く御蔵組は、小さいながらも強く深い絆で結ばれていた。村木芙由(ふゆ)は、病床の夫である組長に代わり組織を取りまとめ、組員からもその妻たちからも慕われていた。彼女は、折りからの土地再開発に便乗し、その利権でこの組織を他組織の脅威にも揺るがないほどの盤石なものにしようとしていたが、その利権をめぐってキタに拠点を持つ巨大組織・侠和会が露骨に牽制してきた。そして遂に、別荘で夫の村木と過ごした翌日、車で帰途途中ヘリコプターからの銃弾にみまわれ、村木は即死、芙由も重傷を負って病院に運び込まれてしまう。さらに組の若者の森安が、侠和会系のチンピラを殺害する事件が起こった。



侠和会にとっては御蔵組潰しの格好の口実となり、御蔵組でもこの戦争を受けて立とうとする。だが、侠和会15000人対御蔵組300人であり、芙由は今ここで抗争を起こしたら組が潰されるだけだと病院を抜け出し、幹部の新谷の妻・斎子一人を連れて侠和会に出向く。そして会長・坂本の妻・英子(えいこ)の挑発をかわしながら3000万と自らの指詰めて和解を申し立てる。その度胸の良さに侠和会も決裂のきっかけを作れなかった。だが侠和会は密かに病院に刺客を送り出し、芙由の身代わりになった幹部・野田の妻・志津江が殺されてしまう。他の幹部たちを説得し芙由の命令を守り抗争を避けてきた新谷も、もはや手のほどこしようがなく、野田は侠和会のNo2・加納を襲い刺殺、自分も殺されてしまい、輪島や権藤も坂本を狙っていたところを警察に捕まってしまう。再開発をめぐる利権も御蔵組の縄張りも、まんまと侠和会に奪われてしまった。神戸のマンションに潜入していた芙由は一からやり直そうと決心し新谷を斎子に迎えに行かすが、途中2人は侠和会に捕まってしまう。夫を人質に捕られた斎子は芙由を殺せと脅迫され、彼女を山中におびき寄せるが斎子に芙由は殺せなかった。芙由は自分が殺されたふりをするが、にもかかわらず結局、新谷と斎子は侠和会のダンプに突かれて車ごと谷底に突き落とされる。1年後、権藤啓太は刑務所から出てきて、キタの坂本英子のクラブで三代目を狙うが店には来ず。愛人の鶴子に愛相つかされて女房加奈代を抱く啓太。そんな時、加奈代に芙由から電話が入る。芙由は加奈代と会い「啓太に12代目を継がせる、組の代紋を復興させる」と言うが加奈代は今の、一緒にいる女の幸せが大事だと断る。芙由は組の隠し資金のキャッシュカードを啓太に送る。その後、啓太は雨の降る日、横断歩道で刺されて消された。全てを失った芙由は侠和会先代の三回忌に忍び込み、坂本や英子らをマシンガンで撃ち殺して落とし前をつけるのだった。・・・幕

極妻第7弾。組長をヘリコプターから3人でマシンガンで殺すって荒業にはビビりったね。強烈な迫力でした。そんで、ラストも志麻姉さんが、同じ手段でかっこよくけじめつけたし。あと新谷清二を調べる暴力団担当の刑事たち、、、まるで組員そのものですな。ま、そうでなければ、取り調べは出来んわな、笑。今回の濡れ場は世良公則と、オイラの好きな川島なお美でした。川島なお美の小さいおっぱいが綺麗でしたね。

1994年 日本・東映
監督:降旗康男
プロデューサー:本田達男 、 小柳憲子
原作:家田荘子
脚本:松田寛夫
企画:日下部五朗
企画協力:井波洋
撮影:木村大作
音楽:服部克久
歌:加藤登紀子
出演:岩下志麻 村木芙由
高島忠夫 村木俊作、御蔵組組長
山下真司 新谷清二、御蔵組
斉藤慶子 新谷斎子、清二の妻
清水宏次朗 輪島武司、御蔵組
海野圭子 輪島美貴
世良公則 権藤啓太、御蔵組
川島なお美 権藤加奈代、啓太の妻
赤坂晃 森安健、御蔵組
小西博之 野田哲男、御蔵組
中野みゆき 野田志津江、哲夫の妻
美川憲一 別荘のオーナー
宮崎萬純 劇中劇、新選組の剣士役
中条きよし 坂本重秋、侠和会三代目
あいはら友子 坂本英子、重秋の妻
西川峰子 鶴子、小料理屋の女将、権藤啓太の愛人