野木安積(あづみ)は愛知県を拠点とする千之崎組の組長、野木万之助の妻として一家を支えてきたが、大阪で絶大な勢力を誇る淡野組の罠にはまった夫に代わって殺人を犯したため、三年間の刑に服することになった。出所後、野木がすっかり淡野組の言いなりになっていることに愛想をつかした安積は新しい道を求めて香港に旅し、そこで謎の男、花杜(はなもり)と出会う。二人は違いに激しく求め合うが、花杜は凄腕の殺し屋で、安積と別れた後、彼が依頼を受けて殺したのが何と万之助であった。



万之助の復讐を誓った安積は再び香港に飛び、逆に花杜を雇い、彼に殺しを依頼したのが淡野組の雁田であり、さらに影で手を引いていたのが安積の義妹で、万之助の弟である夫・高明と別れて寿司屋を経営してる千尋であることを知る。安積は千之崎一家の代紋を継ぎ、花杜とともに淡野組組長笹野の襲名披露パーティーに乗り込む。そして死闘の末、雁田と千尋を倒すのだった。・・・幕

極妻第6弾。まず最初に住民運動してる岡浜市ってなんやねん、ズバリ言えんから岡崎と高浜を掛け合わせたん?、笑。この住民運動って、極道だって民間人なのに出てけってのは、今で言う完全にヘイトスピーチだ。今ならデモしてる方が捕まるで。今回は志麻姉さんの旦那さん万之助組長は簡単には死なず、67分まで生きてて、それから姉さんの出番でした。旦那を殺したヒットマンは自分が香港で浮気した男っとか、千尋が裏で糸引いていた黒幕とか、びっくり仰天のどんでん返しでした。更に2枚目俳優の草刈正雄がなんと全く冴えない、しみったれた極道って役で驚きでした。更に草刈の最後は狂って事務所に放火して自殺するしたし。そこまでやるんかいって感じ。終盤はどんでん返しも含めて、ハードな銃撃戦も取り入られており、ハラハラ感がアップしてました。でもぉ、淡野組の雁田の死は逃げたんで未確認でしたけど、、、。

1993年 日本・東映
監督:山下耕作
原作:家田荘子(文藝春秋刊)  
企画:日下部五朗 
脚本:高田宏治 
撮影:木村大作 
音楽:菊池ひみこ 
出演:岩下志麻 野木安積(あづみ)
かたせ梨乃 野木千尋
成田昭次 常石力男
梅宮辰夫 野木万之助
草刈正雄  野木高明
北大路欣也 花杜昌治
乃木涼介 楊君里、花杜の子分
中野みゆき 楊林珍、君里の妻。介添えをしたのは安積。
浜田晃 春日井一馬
中尾彬 雁田和光、淡野組の本部長。
加賀まりこ 桑原加代子、旦那の組長を冷蔵庫に入れられて海に落として殺された。