青年医師ギャロデの元にオルロフ博士から「城に来て欲しい」と召使が来る。秘書は勝手にオルロフ博士の城には悪魔がいると信じていて、先生はいないと追い返してしまう。ギャロデは誰か病気なんだろうと心配して出かけていく。さて、まず酒場に行って馬車の手配だ。みんな城を怖がって馬車を出してくれなかったが一人が高額で受けてくれた。雨の降る中、馬車は森を走ると急に馬が怯えて立ち止まってしまった。(ここまではドラキュラ映画のようです。)御者も恐がり即帰ってしまったので、やむなく徒歩で城を目指す。途中の民家で道を尋ねようとしたが、やはりビビッて教えてくれなかった。なんとかギャロデは城に到着したが、どうも呼んだのはオルロフ博士では無くて娘のセシールだった。彼女は城の中に何かいる、父の研究は恐ろしいものでは?と心配してたので、ギャロデが博士に会いに行くことになった。博士の研究室に着くと、、、えっ、本が勝手にページがめくられ閉じられたぞ。オルロフ博士は透明人間を作り出していたのだ。・・・

完璧に邦題に偽りありで、だまされました。地獄墓地、死霊、ゾンビどころか、そんなスピリチュアルなものは何も出てきませんよ。設定がドラキュラのような城に住むオルロフ博士って雰囲気があるだけで、基本マッドサイエンスもんなんですわ。そして、出てくるのは透明人間なのです。オチは、娘セシールに呼び出されたギャロデ医師は、知り過ぎて拉致られるものの、セシールと脱出成功。セシールの親のオルロフ博士は透明人間が火をつけた城とともに死にます。そして透明人間、これっ実は透明猿なんですね、爆発。猿も城から脱出、森に逃げたけどオルロフの猟犬に殺されて幕でした。面白かったのは、透明猿は結構助平で女と見るや、みんな脱がせて触ってた模様。召使いもセシールも脱がされましたね、笑。
jigokubochi
完璧にハッタリ・ジャケでした。エルゾンビじゃあるまいし、こんなシーンは0です。

1970年 フランス映画 THE INVISIBLE DEAD、LA VIE AMOUREUSE DE L'HOMME INVISIBLE ★☆
監督:ピエール・シュヴァリエ
製作:マリウス・ルソール
脚本:ピエール・シュヴァリエ、フアン・フォルチュニイ
撮影:フアン・フォルチュニイ、レイモン・エーユ
音楽:カミーユ・ソーヴァージュ、クロード・ソーヴァージュ
出演:ハワード・ヴァーノン オルロフ博士 
ブリット・カルヴァ セシール・オルロフ、博士の娘。6年前心臓病で亡くなったと思いきや蘇生した。
フェルナンド・サンチョ 番人ローランド、セシールの棺をあばいたので地下牢に監禁されて血を抜かれる。
パコ・ヴァラダレス ギャロデ医師
イザベル・デル・リオ マリア、セシールが死んだと思われ安置された時、棺を暴き宝石を盗むようローランドをそそのかす。結果バレて森でオルロフ博士に捕まる。生死は不明だが、大抵、透明人間存続のために血を取られて殺されたでしょうね。
エヴァン・アンスカ メイド、ギャロデを城に入れた罰で透明猿にやられる。