10月に死んだ父親は内緒で黒海の孤島にそびえる電気も何もない修道院に毎月献金していた。その理由と家族の過去を調べるため、そこに滞在することになったエリザベス。彼女は7才までの記憶がなく、母はお産の時に亡くなったと父に聞かされていた。不気味な尼僧達と寝起きを共にするうちに、エリザベスは2人の少女と磔にされた尼僧、血を吐きながら叫ぶ尼僧という恐ろしい悪夢に苛まれ始めて、その上、正体不明の何者かに命を狙われるようになった。唯一の友達サラは逃げ出しなさいと勧める。実はエリザベスが来る前に友達のテレサも来ており、もう姿は無かった。実は彼女は悪魔のメダルの一片を地下で見つけたため刺殺されていた。翌日エリザベスは脱走したが、孤島の島から本土へ向かうはずだった船便は出た後で来週まで来ず。彼女を死にもの狂いで追う尼僧達。エリザベスは海岸であった盲目の老婆から名前を呼ばれ、老婆が自分の母の親、祖母と知る。老婆の家には6歳の頃の自分と母の写真や少女2人の写真もあった。母はお産で死んだのではなかった。そして私には妹がいると知る。老婆はベヌチアとエリザベスを呼び、どうもそれが本名のようだ。老婆は悪魔の紋章をいっぱい刺繍していた。その時、尼僧が火のついた十字架の松明を老婆に投げつけて彼女は焼死。ついに逃げ場を失ったエリザベスは、やむなく修道院の地下洞窟に潜っていゆく。・・・



悪魔復活の映画で中々の出来栄えに、びっくりのゴシック・ホラーでした。確かに冒頭10分は悪魔の紋章(メダル)をめぐってゴタゴタして、神父や尼僧が死にます。こりゃ、いつものストーリー・クラッシュ?イタリアらしいなぁと見ていましたが、ちゃんと後で辻褄が合いましたわ、笑。
話の筋的にはリズは双子のどちらかで、母は悪魔だと分かってきます。尼僧らはリズを何回も襲い、この形相怖いこと、この上ないのですが善でした。彼女らは悪魔復活を阻止する牢の番人だったのです。ラストでは、サラがリズの妹とわかり(サラは人間ではなく、体はデビルマンのミーコみたいです。下記参照。)、2人でメダルを持って儀式をしないと悪魔=彼女らの母を復活させれないのです。リズは儀式途中で我に返り、石のメダルを投げつけて割り、即地震が発生。サラは牢の前に残り死にます。リズは脱出してその後、尼僧になり新たな牢の番人となりました。ただ悪魔を見たために盲目ですけど。そんで幕。
劇中の、白眼の院長、画家、最後のリズはビヨンドばりの不気味さを醸し出しており、全編に流れるパイプオルガンも中世の雰囲気ムンムンでした。最高です。
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1994年 イタリア映画 DARK WATERS、TEMNYE VODY ★★★☆
監督:マリアノ・バイノ
脚本:マリアノ・バイノ、アンドリュー・バーク
撮影:アレックス・ハウ
音楽:イゴール・クラーク
出演:ルイーズ・ソルター エリザベス、リズ
ヴェネラ・シモンズ サラ、尼僧、実はエリザベスの妹で悪魔の手先
マリア・カプニスト 修道院の院長
ルボヴ・スネギュール 院長代理
アルビナ・スカルガ 盲目の老婆、エリザベスの祖母 
パヴェル・ソコロフ ボートハウスの店長、郵便屋を兼任。
アンナ・ローズ・ピップス テレサ、エリザベスの友達