若く美しい妻マーゴの不倫を知った夫トニーは、彼女の殺害を企む。自分はマーゴの不倫相手マークとパーティへ出かけアリバイを作り、その間に大学時代の旧友の悪党スワン(偽名レズゲイト大尉)に妻を殺させようというのだ。だが計画は失敗、マーゴが逆にスワンをハサミで刺し殺してしまった。思わぬ展開に焦りを隠せないトニーは、実はマーゴが不倫をネタに脅迫されており、そのためにスワンを殺したというシナリオに変更する事にするのだが……。


ラストの真犯人捜しの下りは、ちょっと弱いな。マーゴ死刑執行の前日、真犯人トニーの部屋に来たハバード警部がわざとトニーのコートを持ち、鍵を盗んで中に入って警察に電話をかけて罠を仕掛ける。(令状も無しで、こんな事していいのか?はなはだ疑問ですが)そして戻ってきたトニーは、警察からとってきた妻マーゴのバックのキー(トニーが1回盗んで入れ直したものだと思っていたが、これは実はスワンの部屋のキーでした。)では入れないを理解させて、階段の下に隠したキーで中に入れさせる。トニーはひっかかって、警部にマーゴ殺害をスワンに依頼したことを認めます。そんで幕となりますが、マーゴのキーをトニーが階段に置いたことは立証できても(なぜ、そんなことをしたのかは当然問われますが)、それでスワンに殺人を依頼して彼を中へ入れたことの証拠にはならないですよ。ここは、ちょっと強引に引っ張ったような感じでした。オイラは、スワンを家に呼んで車を買おうとしたことを、スワンが誰かに喋っていて、そこから警察にスワンとトニーが会っていたとバレるのかな?と思っていました。ネタバレウィキ

1954年 イギリス映画 Dial M for Murder ★★☆
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作、脚本:フレデリック・ノット
撮影:ロバート・バークス
音楽:ディミトリ・ティオムキン
出演:レイ・ミランド トニー・ウェンダイス
グレイス・ケリー マーゴ・ウェンダイス
ロバート・カミングス マーク・ハリディ
アンソニー・ドーソン チャールズ・スワン、レズゲイト大尉
ジョン・ウィリアムズ ハバード警部