平安末期、平家が支配する闇の時代。京の五條橋では、平家武者が次々に”鬼“に襲われるという怪事件が起こっていたが、その正体は源氏の生き残りである遮那王しゃなおうであった。遮那王は、影武者・芥子丸けしまると護衛僧兵・剛人を引き連れ、源氏再興を誓って殺戮を繰り返していたのだ。一方その頃、筑紫の国英彦山霊場にて不動明王から「偽りの姿を持つ鬼を討って功名を得よ」との啓示を受けた破戒僧・武蔵坊弁慶は、高僧・阿闍梨あじゃりの忠告も聞かず、比叡山から大太刀”鬼切丸“を盗み出し、五條橋に向かっていた。道中、弁慶は刀鍛冶の無宿人・鉄吉と出会い案内役を頼み、遮那王が潜む逢魔ヶ森へ踏み込んでいく。・・・





遮那王と弁慶が二人とも、昔人間、今は超人的な鬼になってて、ラストで対決するっていう荒唐無稽な脚本でした。更に2人はバトル中、弁慶を刺した遮那王が捕まえられて、雷に打たれ2人とも爆死する。そして源氏の部下たちは影武者を遮那王(後の源九郎義経)として立ち上げ弁慶も替え玉を立てて義経のお供として、奥州へ行き源氏の再興を願うというオチでした。
映像の基本はドラマというより戦国時代のチャンバラバトルばかりなんですわ。そして、やたらと大きい刀の風切り音と人斬り音。話し声のレベルより大きくて、VOL上げてたんで、突然ビュときてビックリしました。

2000年 日本 GOJOE
監督:石井聰亙
脚本:石井聰亙、中島吾郎
美術:磯見俊裕
撮影監督:渡部眞
音楽:小野川浩幸
出演:隆大介 武蔵坊弁慶
浅野忠信 遮那王、元服後は源九郎義経
永瀬正敏 鉄吉、刀工、弁慶をサポートする。
勅使河原三郎 阿闍梨あじゃり、恵仁上人、弁慶の師匠
岸部一徳 平忠則、京を統治している平家。
國村隼 朱雀法眼、平家の坊主、祈祷師
鄭義信 少進坊しょうしんぼう、源氏側で源九郎義経の名付け親。
細山田隆人 芥子丸けしまる、遮那王の影武者だが、後に源義経となる。
成田浬 剛人、遮那王の付き人で後に弁慶を名乗る。