ヒッチハイクであてなく放浪する青年ステファンは、パリでふと立ち寄ったバーでカードで勝負。ボロ負けしたが気立てのいい青年チャーリーは金を残してくれた。それが縁で、しばしその地に止まり彼と一緒にパーティーに行く。彼の仲間の内には倦怠をあらわにした美しい娘エステルがいて、彼女とステファンは恋仲になり、共にヨーロッパのヒッピー文化のメッカ、スペイン・イビサ島に赴き、その地で医師やホテル経営をするドイツ人ウォルフのもとに身を寄せる。だが、彼の本当の顔はそこでドラッグを一手に引き受ける密売人だった。・・・


久しぶりにピンク・フロイドの1st、2ndと聞いてて、次のサントラ「モア」の映画を見ていないことに気づき、そんで見ました。自由を求めてパリへ、イビザ島へ行く主人公ステファンが愛したジャンキー女・エステルに麻薬漬けにされ、overdoseで死ぬ映画。ステファンのエステルへの執拗な焼もち具合を見てると「こいつ、やけになって死ぬな」と容易に推測出来ました、笑。ストーリーは大したこと無くても、エステル役ミムジーのコケティッシュな美貌、イビザ島の自然と真っ青な海、漆喰の白い家等、お洒落な映像が一杯です。フロイドは未だ退廃的な、まったりサウンドの前ですから普通のブルース、カントリー、フラメンコ調の曲です。余り、これぞフロイドという感じでは無いですね。



1969年 ルクセンブルク MORE ★★
監督:バルベ・シュローデル
脚本:バルベ・シュローデル、ポール・ゲゴーフ
撮影:ネストール・アルメンドロス
音楽:ピンク・フロイド
出演:ミムジー・ファーマー エステル・ミラー
クラウス・グリュンバーグ ステファン・ブルックナー
ハインツ・エンゲルマン アーネスト・ウォルフ医師
ルイーズ・ウィンク キャシー、エステルの友達でレズ相手。ステファンを交えて3Pする。
ミシェル・シャンデルリ チャーリー