国際宇宙ステーション(ISS)では、473日間も滞在しているアメリカ人医師デビッド・ジョーダンをはじめ6名の宇宙飛行士が活動していた。ある日、火星から帰還した無人探査機を回収した彼らは、火星の土壌の中に未知の微生物を発見する。それは彼らの予想を遥かに超えるスピードで成長し、高い知性も見せ始める。世紀の大発見に興奮するクルーたちだったが。・・・


密室空間である宇宙ステーションで、蘇らせた火星の生命体カルビンが乗組員を襲うホラー。最初はナメクジみたいでしたが、人を食うごとに、だんだんヒトデになり更に巨大化していきます。この造形、結構恐いです。またローリーの死ぬシーンなんか、無重力状態で内臓を食われ吐血して死亡するのですが、その血が玉になって漂います。この不気味さは天下一品。更に、無線を治しに外へ出た司令官キャットも襲われ、宇宙服の冷却材を食われ、ヘルメットに水が流れ込み窒息死します。この死に顔もグロでした。ラストは検疫官ミランダは地球に向かい脱出、デビッドがカルビンと心中を覚悟して宇宙の彼方に飛んで行ったと思いきや(カルビンを地球に連れて行ってはいけないという思いからです。)、飛んで行ったのはミランダ。カルビンはデビッドと共に地球に来てしまいました。さて、「地球の今後は?」って感じで幕でした。

2017年 アメリカ映画 LIFE ★★★
監督:ダニエル・エスピノーサ
脚本:レット・リース、ポール・ワーニック
撮影:シーマス・マッガーヴェイ
音楽:ヨン・エクストランド
出演:ジェイク・ギレンホール デビッド・ジョーダン
レベッカ・ファーガソン ミランダ・ノース
ライアン・レイノルズ ローリー・アダムス
真田広之 ショウ・ムラカミ
アリヨン・バカレ ヒュー・デリー、黒人で足が麻痺してる。
オルガ・ディホヴィチナヤ エカテリーナ・“キャット”・ゴロフキナ、ロシアの司令官