どんな暗殺も素早くやってのける凄腕の殺し屋キャット。孤独な彼の心が癒されるのは深夜ラジオのDJサイモンへの電話と近所に住む美しいキャリーの姿を偶然眺める時だけ。 しかし、彼女は殺し屋である彼の事件を捜査する刑事であった。闇の仕事をしながら、かつて自分を裏切り罠にはめた元同僚ウォンを追うキャットがその男を見つけた瞬間から、キャリーとの運命の糸も絡まり合うことになる。・・・


カンフー・スターの映画ですが、カンフーより撃ちまくり映画でした。ウィキにあるようにドニーは金を持ち逃げされて苦しみながら生んだ作品ですが、ド迫力銃撃戦の嵐で結構、面白かったです。終盤、キャットとウォンの戦いの間にウォンの部下がいるのですが、2人ともためらわず、ウォンなんかは部下も一緒に死ねとばかり撃ち続けます。このシーンは強烈ですわ。そしてウォンは銃じゃなくて、蛍光灯のガラスの破片が刺さって絶命というユニークな死に方でした。その後、キャリーが警察いっぱい連れてきてキャットに自首を勧めます。大人しく出てきたキャットですが、おもむろに左胸ポケットに手を入れて撃たれて死にます。彼は眼鏡を取ろうとしたんですが、、、、これは完全に分かってて自殺でしょう。以前6年ム所に入ってるんで、もう嫌だったのかもね。
以下、ウィキより引用
これは、ドニー・イェンが経営していた「子彈製作有限公司」で全額出資し『ドラゴン危機一発'97』に続く主演監督作品として制作された。その頃の香港映画としては珍しい同時録音しかも英語台詞の予定でスタートしたが役者のNG連発に初日は予定の半分も撮れず、翌日から広東語に変更した。
当時スタントマンとして現場にいた谷垣健治の著書『香港電影 燃えよ!!スタントマン』によると撮影中に共同経営者はじめ関係者が資金を持って失踪 。 それについては公式にドニーの口から語られたことはないが、アジア金融危機の影響を受け資金繰りが上手くいかず最終的に彼自身が高利貸しから金を借りなんとか完成させたということはドニー本人が何度か喋っている。最後には銃の弾着技術を使う予算もなくなり弾が窓ガラスを貫通する撮影では石を投げ、蛍光灯が割れる演出のために、その場にいるスタッフ総出で夜通しペットボトルを刻んだという。ポストプロダクションでは足りない音楽を発注することもできずミュージックライブラリーの曲も使用、宣伝する費用が一銭も残っていなかったことも重なり映画は香港で非常に短い期間で打ち切り、大きな負債を抱えるという結果をむかえた 。6か月後、そんな彼に一本の電話がかかってきた。日本のゆうばり国際ファンタスティック映画祭(第10回、1999年)から「ヤング・ファンタスティック・グランプリ部門」にノミネートされたという報せである。「それを聞いてその場で号泣してしまった」と今もインタビューで話すことがある。

1998年 香港映画 殺殺人 跳跳舞、Ballistic Kiss ★★☆
監督、製作総指揮、アクション監督:ドニー・イェン(甄子丹)
製作:パン・ヨクラム
脚本:ベイ・ローガン
撮影:ウォン・カーファイ
出演:ドニー・イェン(甄子丹) キャット・リー、元NYPD、今は殺し屋。
アニー・ウー(呉辰君) キャリー、香港警察の刑事
ジミー・ウォン(黃家諾)  ウェズリー・ウォン、親分カール・サイの事業を手掛ける。元NYPDでキャットの同僚だったが、麻薬取引でキャットに罪をなすりつけるた。ジミー・ウォング王羽とは別人です。
カレン・トン(湯寶如) キャリーのルームメイト
サイモン・ルイ(雷宇揚) サイモン、ラジオのDJ。