幼い少女リュシーが、傷だらけの衰弱しきった姿で発見される。何者かの手で監禁され、長時間むごたらしい拷問と虐待を受けたようだった。キルスト教の孤児院に収容されたリュシーは自らを付け狙うおぞましいモンスターの幻覚に怯え苦しんでいた。同じ施設にいたアンナはリュシーが気になり友達になった。時は流れ10年後のある朝、猟銃を構えたリュシーが以前の虐待者たちを見つけ出し襲う。リュシーはモンスターから自由を掴み取るために虐待者たちを惨殺した。そして、頼れるアンナに電話をかけて呼び出した。・・・



ストーリーの骨子は変わらないリメイクです。でもオリジナルの強烈な拷問の痛々しさは、ほとんど無くなってますな。女性の友情VSカルト教団って感じですかね。銃でドンパチと、遠目の火あぶり、ラストのリュシーの背中の皮剥ぎは有りますが、刺激は余りありません。ラストもオリジナルと同じようにリュシーもアンナも死にますが、一緒に天国行こうっていうハッピーエンドっぽいし。万人向けに見れるサスペンス映画になってしまいました。ネタバレサイトは、ココです。

2015年 アメリカ映画 MARTYRS ★☆
監督:ケヴィン・ゴーツ、マイケル・ゴーツ
脚本:マーク・L・スミス
撮影:ショーン・オディー
編集:ジェイク・ヨーク
音楽:エヴァン・ゴールドマン
出演:トローヤン・ベリサリオ リュシー
ベイリー・ノーブル アンナ
ケイト・バートン エレノア