イーサン・ハントと彼のチーム“IMF”は、各国の元エリート・スパイたちによって結成され、国際的な陰謀をめぐらす謎の組織“シンジケート”を追っていた。しかしその矢先、IMFはCIA長官によって解散を命じられ、メンバーはバラバラに。その後、単身でシンジケートの実体解明を進めていたイーサンは囚われの身となってしまう。その窮地を救ったのは、なんと“シンジケート”と思われた謎の美女イルサだった。やがて秘かにベンジーらチームのメンバーを再集結したイーサンは、敵か味方か分からないイルサをも、その能力を買ってチームに加えるとシンジケートを壊滅すべく史上最大の不可能ミッションに挑むのだったが…。



なんか、はめられっぱなしでスタートする最近のイーサン。前作でもテロリストの汚名を着せられて、そうでしたね。気になった点を何点か列記します。
まず、シンジケートのオペラでのオーストリア首相の暗殺、、、何人が狙ってるの?3人もヒットマンを送ってるの?そしたらイーサンが解説してくれました。イルサが失敗したら一人が首相を、一人がイルサを殺すんだと、なるほど。そしてシンジケートはならず者軍団で手段を選ばず、体制をひっくり返す仕掛けをし続けているとか。へぇー、そうなんだ。普通はバックに黒幕の国や企業がいたりするんだけどね、本編では黒幕は出てきません。またイーサンはイルサに裏切られて、ソロモン・レーンの極秘情報が入力されたデータファイルを持ってかれて、シンジケートらと共にイルサをバイクで追います。このシーンの迫力は、本物のGPレースさながらでした。そして、イルサはファイルをMi6に持っていき復職を願い出ますが、あっさり却下。所詮諜報員は政府の将棋の歩にしか過ぎないと思い知らされます。国の嘘のためにアトリーMI6局長に、犠牲になれと言われます。こりゃスパイと言えども無情な任務過ぎるなぁ。
ネタバレウィキは、これっ。



2015年 アメリカ映画 MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION ★★★★
監督、原案、脚本:クリストファー・マッカリー
原作:ブルース・ゲラー
原案:ドリュー・ピアース
撮影:ロバート・エルスウィット
音楽:ジョー・クレイマー
出演:トム・クルーズ イーサン・ハント、IMFが解体しても独自にシンジケートを追い続ける。
ジェレミー・レナー ウィリアム・ブラント、IME解体時にCIAに入った。
サイモン・ペッグ ベンジー・ダン、元IMFでイーサンのツレ。
レベッカ・ファーガソン イルサ・ファウスト、元MI6、英国諜報局員。
ヴィング・レイムス ルーサー・スティッケル、元IMFでイーサンのツレ。CIAに入らず辞職した。
ショーン・ハリス ソロモン・レーン、シンジケートのボス。元MI6、英国諜報局員。
アレック・ボールドウィン アラン・ハンリーCIA長官。シンジケートの存在を信じずイーサン確保に奔走する。ラストでMi6がシンジケートを作ったと判明してからは、IMF存続に代わりIMF長官に就任した。変わり身早いね。しかしアレック・ボールドウィン太りましたね、若い頃の面影は無いな、オイラと同じだ、汗。
サイモン・マクバーニー アトリーMi6局長
チャン・チンチュー ローレン、ベンジーをポリグラフにかけるCIA職員。
イェンス・フルテン(英語版)ヤニク・ヴィンター
トム・ホランダー 英国首相