1982年、モハーヴェ砂漠を拠点とするカルト教団の教祖“ザ・ピューリタン”ことニックスのやり方に疑問を抱いたフィリップ・スワンは教団を脱走する。すると、ニックスは1人の少女を人質にしてスワンをおびき寄せたため、スワンは同じく彼に疑問を抱いた仲間たちとニックスを殺し、魔力を封印して地中深く亡骸を埋めた。だがニックスは死ぬ間際に復活することを予言していた。13年後、ニューヨークの私立探偵ハリー・ダムーアは、ロサンゼルスである詐欺事件の調査を依頼される。ターゲットを尾行していたハリーは、1人の占い師が拷問され殺されかけているところに出くわす。拷問されていた男クエイドはすぐに死んだ。超人気マジシャンとなっていたスワンの妻ドロシアはクエイドが殺されたことを知り、ハリーに事件の調査を依頼する。ある日、ドロシアは夫のマジックショーにハリーを招待、2人で見物するが、そのショーの最中にスワンがステージ上で剣で貫かれ事故死してしまう。一連の事件を調査するハリーはやがて、13年前のニックスの事件に行き当たる。実はドロシアは13年前、ニックスが教団を脱走したスワンをおびき寄せるため人質に取った少女であった。ニックスの弟子のバトルフィールドたちはニックスの遺体が埋められた場所を見つけるため、スワンの仲間を次々と襲っていた。クエイドもその1人だったのだ。またニックスは強大な魔術を持っており、スワンのマジックはニックスから教えられた力を用いたものであった。やがてハリーは復活したニックスと対決することになる。・・・



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ホラー小説家のクライヴ・バーカーが自身の作品「血の本」第6巻所収の短編小説「ラスト・ショウ」を自ら監督・脚本・製作して映画化したもの。日本ではビデオスルー劇場未公開作品ですが、日本向けのビデオ巻頭にバーカー自身の挨拶が収録されていました。
スワンのショーは古代エジプトをモチーフにしてるみたいで中々シュールで良いねぇ。物語中盤、スワンはニックスの復活、復讐を恐れて事故死を装いましたが、そんなもん霊界から蘇ったニックスにバレるに決まってます、笑。ニックスは神になり損ねた者、、世界滅亡が目的だと自ら言いますが、彼は悪魔ですか?まさかルシファーじゃないよね?こんなかっこよくないオッサンがルシファーでは困りますな。ラストはスワンとハリーのチームは、ドロシア奪還、ニックスを再び地獄に送り返すことに成功しますが、スワンは本当に死んじゃった。ってかニックスに魔術を伝授してもらってる割には使ったのは空中浮遊と火を吹くだけで、少し寂しかったですね。
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1995年 アメリカ Lord of Illusions ★★★☆
監督、製作、原作、脚本:クライヴ・バーカー
製作:ジョアン・セラー、シガージョン・サイヴァッツォン
撮影:ロン・シュミット
特殊メイク:KNB EFX
音楽:サイモン・ボスウェル
出演:スコット・バクラ ハリー・ダムーア
ケヴィン・J・オコナー フィリップ・スワン
ファムケ・ヤンセン ドロシア、スワンの妻
ダニエル・フォン・バーゲン ニックス
ヴィンセント・スキャヴェリ ヴィノヴィッチ、マジシャン界の大物。
バリー・シャーマン バターフィールド、ニックスの弟子で復活の立役者。
シーラ・タウシー ジェニファー
ジョエル・スウェトウ ヴァレンティン、スワン家の執事。
ジョセフ・ラティモア クエイド