1996年に起こったエイリアンの侵略から約20年、勝利した人類は撃墜したエイリアンの船の残骸から彼らの技術の一部を吸収し、それを元にして人類文明は大幅な進歩を遂げた。新大統領の指揮の下、世界各国は団結して再度のエイリアンの攻撃に備えるための軍備編成にも着手、月をはじめとする太陽系の各惑星に前線基地を設営し、さらに反重力制御の戦闘機などの次世代兵器の開発と量産を推し進めた。その最中、月で謎の出力異常が検知され、設置作業中の砲台が基地に落下しそうになるという事故が発生するが、新兵であるジェイクの活躍で事なきを得る。一方、地球でも異変が起こっていた。20年前、アフリカ大陸に唯一完全な状態で着陸していたシティ・デストロイヤーが突然起動したことを受け、前大戦でエイリアンのテクノロジーの一端を解明して勝利に貢献したデイヴィッド・レヴィンソンらは、船から宇宙に向けてある信号が放たれていたことを突き止める。宇宙に存在するエイリアン軍の本隊へのSOS信号であり、その本隊が地球に接近していたのである。やがて土星付近に設営されていた基地からの交信が途絶え、間もなく月の上空に謎の巨大球体が出現し、大統領の命令により球体は破壊される。来る2016年7月4日のアメリカ独立記念日、現大統領の演説が行われている中、デイヴィッドはジェイクと共に月面で破壊された球体の残骸を調査し、そのコアと思しき部位を発見するが、そこへ遂にエイリアン本隊の母船が地球圏に襲来する。母船は迎撃に出る月面基地を一瞬で破壊し、さらに衛星軌道上に設置されていた防衛システムも容易く突破して地球に降下、強力な反重力波を用いてロンドンをはじめとする大西洋沿岸の都市を次々と壊滅状態に追いやっていった。やがて母船は大西洋上に着陸する。エリア51に収容されていたエイリアン捕虜に対するホイットモアの再度の精神交感と母船のスキャニングの結果、エイリアンには彼らを統率する“女王”が存在することが判明する。一方、エイリアンらは母船から放つプラズマドリルで地球の核を貫くことで、彼らが利用するエネルギーを得ると共に、今度は地球そのものを滅ぼそうと目論んでいた。・・・





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Independence Day Resurgence
最初に出てくるジェイク・モリソン役の リアム・ヘムズワースは、ストーリーには関係ないけど、おっと若きジョン・トラボルタとそっくりじゃん。息子かと思ったよ。またレイン役の中国人俳優アンジェラ・ベイビーは可愛いい。映像でゾッとしたのは、エイリアンの反重力砲で上海の引力が0になるシーン。全ての物が浮かび上がり、そして重力を戻されてるとすべて落下して破壊されるんだよ。このCGは恐かったね。終盤は中々死なないターミネーター似の女王エイリアン。こいつゴジラ並みのデカさで、デビッドの運転するバスを襲うのは迫力あった。全体の評価としてはイマイチ。なんかストーリーが2番せんじっぽくて、前作焼き直し&エイリアン2&スターウォーズみたいで、気持ちが入って行けなかったですまた人類滅亡という悲壮感も今回は余り無かった感じがします。、

2016年 アメリカ INDEPENDENCE DAY: RESURGENCE
監督、製作、脚本:ローランド・エメリッヒ
製作:ディーン・デヴリン、ハラルド・クローサー
製作総指揮:ラリー・フランコ、ウテ・エメリッヒ、カーステン・ロレンツ
脚本:ニコラス・ライト、ジェームズ・A・ウッズ、ディーン・デヴリン、ジェームズ・ヴァンダービルト
撮影:マルクス・フェーデラー
音楽:トーマス・ワンダー、ハラルド・クローサー
出演:リアム・ヘムズワース ジェイク・モリソン中尉、月面基地の輸送機『ムーンタグ』の操縦士。パトリシアの婚約者。前作の戦いで両親を失い孤児となった過去を持つ。
ジェフ・ゴールドブラム デイビッド・レヴィンソンESD(地球防衛司令部)部長
ビル・プルマン トーマス・ホイットモア元大統領
マイカ・モンロー パトリシア・ホイットモア、トーマスの娘
トラヴィス・トープ チャーリー・ミラー、ムーンタグの操縦士で、ジェイクとは家族同然に育った相棒。
ウィリアム・フィクトナー ジョシュア・アダムズ将軍、エリア51より対エイリアン作戦の指揮を執る
シャルロット・ゲンズブール キャサリン・マルソー、フランス人の精神科医、デイビッドの昔の彼女?
ジャド・ハーシュ ジュリアス・レヴィンソン、デイビッドの父。
ジェシー・アッシャー ディラン・ヒラー大尉、前作のスティーヴン・ヒラーの義理の息子、レガシー飛行部隊の隊長。
アンジェラベイビー レイン・ラオ大尉、レガシー飛行部隊に所属する中国人パイロットで、月面基地司令官のジャンの姪。
ブレント・スパイナー ブラキッシュ・オーキン博士