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列強進出が著しい清朝末期の上海。酔八仙(酔拳)を会得したものの、酒の勢いで暴走してしまうフェイフォンは、父ケイインから酔拳の使用を禁じられていた。一方、イギリスが大使館を通じて中国の国宝を国外へ密輸していた事実を察知した武術家マンケイは阻止に動く。ひょんなことからマンケイと知り合い事情を知ったフェイフォンだったが、やがて英国の魔手が彼とその仲間に及ぼうとしていた。・・・

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drunken master 2 1994 trailer
 
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ウォン・フェイフォンのジャッキー・チェンと継母リン役のアニタ・ムイの、すっとぼけ演技がメチャ笑える楽しい作品。1のようなストイックなカンフー映画じゃなくてコメディチックな人間味が、かなり追加されています。監督がジャッキーってのも影響してるんでしょうか?ただしカンフーに限らずアクションはド派手になっていて、フクとフェイホンが数十人に斧持って襲われるシーンや、ラスト製鋼所の火をつけられながらのジャッキーの演技は凄いです。
以下、ウィキより引用
概要
ジャッキーが1978年に主演して世界中でヒットとなった『ドランクモンキー 酔拳』の続編。但し「2」を名乗っているものの、時代設定や登場人物については継承しておらず[1]、酔八仙(拳)と父親と「歴代の先祖達が眠っている土地が鍵」といった設定以外は前作と脈絡が繋がっていない単独の作品となっている。
監督のラウ・カーリョンが撮影途中で降板したため、ほとんどのシーンはジャッキー監督で撮影された。降板理由について当時のインタビュー記事によると「カーリョンが撮影したアクションは相当に古風で、現在のジャッキー作品としてはあまりに古臭く、ラッシュを見たジャッキーとスタントチームが、このままでは興行に影響が出ると判断してカーリョンの解雇やむなしとの結論に至り、その後、カーリョンが撮影したアクションのうち半分弱をジャッキー自身が監督して撮り直すことになった」とある。なおジャッキーは自身著による自伝『僕はジャッキー・チェン』において「意見の相違があったが現在も友情は変わらない」と述懐している。 本作で継母のリンが異常に強いのは、同時期に制作されたジェット・リーの『レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 格闘飛龍』の影響が大きいと言われている。ラストの泡を吹くシーンの撮影で、ある薬品を使ったため、ジャッキーは翌日喉をやられてしまった。

1994年 香港 DRUNKEN MASTER II ★★★★
監督:ラウ・カーリョン
製作:エリック・ツァン、エドワード・タン、バービー・タン
製作総指揮:レナード・ホー
脚本:エドワード・タン、トン・マンミン、ユエン・カイチー
撮影:チャン・ユイジョウ
音楽:ウー・ワイラップ
出演:ジャッキー・チェン
アニタ・ムイ
ラウ・カーリョン
ティ・ロン
アンディ・ラウ
フェリックス・ウォン
ホー・ヨンファン
ロー・ワイコン