イギリスの諜報機関MI7に所属するドジな諜報員ジョニー・イングリッシュ。彼のミスで諜報員の葬式の現場を爆破されて他の諜報員が死んでしまい、残るは彼だけになってしまう。やむなく上司のペガサスは彼とその部下ボフに、展示会でイギリス王室の王冠を守る任務に就かせる。しかし、やはりドジなジョニーは王冠を盗まれてしまい、犯人を追うも失敗。

ジョニー・イングリッシュ amazon
 


この陰謀の首謀者は、イギリス王室と遠い血縁関係にあるフランス人実業家のパスカル・ソパージュであった。刑務所ビジネスで名を上げた彼は自分がイギリス国王になり、国を乗っ取り国中を自社の刑務所にし利益を得る陰謀を企てたのである。彼は王冠を盗み女王を退任させて戴冠式を行おうとしていた。パスカルが怪しいとにらみ、アジトのビルに忍びこんだジョニーらは陰謀に気付き、同じくパスカルを追うインターポールのローナと出会う。パスカルの本国フランスへ乗り込み、陰謀を阻止しようとしたジョニーとローナだったがやはり間抜けなミスでパスカルに捕まってしまい牢屋の中へ。その間にも戴冠式の準備は進む。ボフの助けで牢屋から抜け出したジョニーとローナは戴冠式の会場へ。ジョニー達は、戴冠する寸前に王冠を取り戻し、パスカルの陰謀を公にし、無事に祖国イギリスを守り抜くのだった。そしてジョニーは女王からサーの称号を貰う。・・・幕

愛車のジャガーをレッカーで吊り下げながら犯人を追跡するジョニーの姿は最高に面白かった。また葬儀に飛び込んだり、病院をパスカルの本拠地と間違えるボケも面白い。部下のボフが真面目に凄腕なんで余計にジョニーのアホさ加減が浮かび上がります。

2003年 イギリス JOHNNY ENGLISH ★★☆
監督:ピーター・ハウイット
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、マーク・ハッファム
脚本:ウィリアム・デイヴィス、ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド
撮影:レミ・アデファラシン
音楽:エド・シェアマー
出演:ローワン・アトキンソン ジョニー・イングリッシュ
ナタリー・インブルーリア ローナ・キャンベル
ベン・ミラー ボフ
ジョン・マルコヴィッチ パスカル・ソヴァージュ