前作の直後に世界大戦が勃発し文明は崩壊。戦争に伴う中東地域の油田破壊によって枯渇した石油を巡り、凶悪な暴走族が日夜争奪戦を繰り広げている。マックスは改造を施した愛車V8ブラック・インターセプターに乗り、相棒である犬と共に暴走族を倒しては石油を奪い荒野をあてもなく旅していた。放浪の中で出会ったジャイロ・キャプテンとマックスは暴走族にたびたび襲撃されている石油精製所を発見する。精製所のリーダーであるパッパガーロは、ガソリンと引き換えに石油を運び出すためのトレーラー探しをマックスに依頼。首尾良くこれに成功し製油所を後にするマックスだが、途中で暴走族に襲われ重傷を負った上にインターセプターと犬を失う。駆けつけたジャイロ・キャプテンに救出され精製所で手当てを受けたマックスは、彼らが目指す「太陽の楽園」への脱出行の手助けを決意。暴走族との激しいチェイスが始まった。・・・

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一応1の続編です。でもマックスは無精髭面で汚くなって、ガソリン探して荒野をさまよってる状態。前作の正義のヒーロー像は無いですな。ガソリン欲しさで暴走族と戦っても、かっこよくないねぇ。最後にヘリ男に命を助けられりして、少し心を開けますが、それも代償のような感じ。世のため、みんなのための自己犠牲じゃないし。オイラ的にはイマニの作品でした。

以下、ウィキぺディアより引用
エピソード
本作の大ヒットは『北斗の拳』以外にも多方面に影響を与えた。例えば、アメリカのプロレスのタッグチーム「ロード・ウォリアーズ」は本作の副題と世界観を踏襲して作られたユニットでアメリカのみならず世界中で大人気となった。
アメリカ公開時のタイトルは、『Mad Max2』ではなく副題の『The Road Warrior』だった。当時のアメリカでは前作の知名度が低く『マッドマックス』の続編という認識が成り立ちにくかったためである(オーストラリアでは初公開時から『Mad Max2』)。LD・DVD版はジャケットでは「MAD MAX 2」、本編フィルムでは「The Road Warrior」と表記されている。ブルーレイ版はこの逆である。ブルーレイ版では、ウェズが腕に刺さった矢を引き抜くシーンが復活している。
舞台は前作のオーストラリアの片田舎から荒野に変わり、マックス以外の登場人物も全て一新。愛車のインターセプターを除くと前作との関連性は皆無に近い。また前作では当時のオーストラリアで社会問題となっていた暴走族の根絶というテーマを含有していたが、本作はより激しいカーチェイスを前面に押し出したアクション映画としての側面が強い。
本作はメル・ギブソンをスターに押し上げた作品だが、彼のセリフは劇中を通して17回しかない。
製作費は前作の約10倍だが、その大部分はマシーンの改造費に当てられていた。

1981年 オーストラリア Mad Max2、The Road Warrior ★☆
監督:ジョージ・ミラー
製作:バイロン・ケネディ
脚本:テリー・ヘイズ、ジョージ・ミラー、ブライアン・ハナント
撮影:ディーン・セムラー
音楽:ブライアン・メイ
出演:メル・ギブソン マックス
ブルース・スペンス ジャイロ・キャプテン
ヴァーノン・ウェルズ ウェズ、好戦的なモヒカン暴走族
ケル・ニルソン ヒューマンガス、ホッケーマスクを被った暴走族のリーダー
マイケル・プレストン パッパガーロ、石油精製所のリーダー
エミル・ミンティ 野性の少年、鋭い刃を持つブーメランを操る。
ヴァージニア・ヘイ 石油精製所の女戦士