“R”と呼ばれるドイツのロック・シンガーにただひたすら夢中の少女シモーヌ。繰り返し書いたファンレターの返事がいつまで待っても来ない事から、家出、ヒッチハイクしてミュンヘンのTV局に直接会いにいくと偶然にも“R”の目に留まる。


シモーヌはリハーサル、本番と見せてもらい、いつの間にか“R”の叔父さんの空家に招かれていた。そして、そこで夢のようなひとときを過ごすのだが、“R”はセックスを済ますと仕事に出ていこうとする。その瞬間、彼女の独占欲は爆発。“R”を殴り殺し、バラバラにした。そして毎日、彼の肉を食い、骨を砕き灰にした。シモーヌは頭を丸め骨を持ってTV局の前や路上に灰をまいた。その後、彼女は“R”の子を妊娠して家に帰って行った。・・・幕

恋心が高まり過ぎ、妄想狂となり、ロックスターにのめり込む少女。若い時は誰でもある心理ですが、グルーピー扱いされて独占欲が爆発してからはサイコそのものに変身。愛する人と一緒の体でに生きる喜び、更に妊娠して3人一緒に生きる喜びを感じて幕となりました。思い込んだら女は止まらない・・・それが、たまらなくコワイ作品でした。

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1982年 西ドイツ Der Fan、Trance ★★
監督、脚本:エックハルト・シュミット
撮影:ベルント・ハインル
音楽:ラインゴールド
出演:デジレー・ノスブッシュ シモーヌ
ボド・スタイガー “R”