LAウィークリーの敏腕記者セイディーがかつて謎のカルト集団に絡む取材で面会した若い女性が変死体で発見される。現場に駆けつけたローリンズ刑事は、死体が自分の娘トリシアであることを知り愕然とする。一方、セイディー自身もそのカルト集団に拉致され、彼らの正体が生血を吸うヴァンパイアであることを知る。しかし、抵抗も虚しく惨殺されゴミ捨て場にうち捨てられたセイディー。その後ヴァンパイアとして生まれ変わったセイディーは、彼らへの復讐を決意する。やがて彼女は、娘を奪われ怒りに震えるローリンズ刑事と手を組み、悲壮な決意を胸にヴァンパイア狩りへと向かうのだった。・・・

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吸血鬼にされてしまった女セイディーの復讐劇。女版ブレイドみたいな映画でした。ただアクションやCGが少ないのでワクワクするシーンは少なかったです。鏡に映らない、ボウガンで胸を突かれると死ぬってのは吸血鬼の定番ですが、新しめな解釈もあります。それは、血を吸われて死んだからといって、全員吸血鬼として生き返るんじゃない、生への執着心が強い者のみ復活出来るらしいです。セイディーは復讐をとげ、自らの意思でローリンズ刑事に殺されますが、最後の最後に生き返っちゃった、、、やはり吸血鬼は死ねないのですね。しかし、ならば、それまでに死んだ吸血鬼も復活するんでは?疑問を残したラストでした。

セイディーとイヴ
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コレット役のキャメロン・リチャードソン。脱いだのは彼女だけ、ルーシー・リューは胸は見せませんでした。
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2006年 アメリカ RISE:BLOOD HUNTER ★★
監督、脚本:セバスチャン・グティエレス
製作:グレッグ・シャピロ
製作総指揮:カーステン・ロレンツ、ロブ・タパート、ジョー・ドレイク、ネイサン・カヘイン
撮影:ジョン・トール
音楽:ネイサン・バー
出演:ルーシー・リュー セイディー・ブレイク
マイケル・チクリス ローリンズ刑事
ジェームズ・ダーシー ビショップ、セイディーを殺した吸血鬼
カーラ・グギーノ イヴ、セイディーを殺した吸血鬼
マコ ポー、召使吸血鬼
マーゴ・ハーシュマン トリシア
ジュリオ・オスカー・メチョソ アーチュロ、昔の吸血鬼族の支配者、ビショップに追放された。
アラン・リッチ ハリソン、半身不随の老人吸血鬼
マリリン・マンソン バーテンダー
ロバート・フォスター ロイド
キャメロン・リチャードソン バーでロイドを誘う娼婦コレット
キャメロン・グッドマン ケイトリン、トリシアのツレ