ナチス・ドイツが誇る巨大飛行船ヒンデンブルグ号は嵐の中、フランクフルトからアメリカのレイクハースト軍用飛行場へ向けて大西洋横断航行をしていた。12時間遅れで到着し、ロープを降ろして着陸しようとした時、突然大爆発を起こしてしまう。ドイツのツェッペリン社の設計者エッケナー博士は渡米、事故原因の究明に乗り出した。・・・

ヒンデンブルグ大爆発 amazon
 
これはヒンデンブルグの事故を検証するドキュメンタリー映画でした。ですから結論を破壊工作とした「ヒンデンブルグ」とは全然違います。原因は現在、正論とされている人為的ミスによる事故となっています。それは艦長が飛行船を急旋回させたことにより内部の金属線が切れて外皮を破り水素を放出し酸素と結合、発火しやすい環境が出来ていたこと、そして12時間も到着が遅れていて次の客を乗せて、早くドイツに帰らねばと艦長も焦っていた、またアメリカ側の着陸許可を出すローゼンタール少佐も小さな嵐を見逃してしまったこと、その嵐が静電スパークを起こし右舷後方に火がついたこととなっています。でも色んな証言を設計者エッケナー博士が聞き結論づけるのですが、あまりスリルや面白さはないです。ドラマとしては推測だけの破壊工作説の方が面白かったです。

2007年 イギリスTVM Hindenburg: Titanic of the Skies ★☆
監督:ショーン・グランディ
製作総指揮:スチュアート・カーター
脚本:トニー・マルホランド
撮影:デヴィッド・ランガン
音楽:アンドリュー・ヒューイット
出演:マルコム・ティアニー ヒューゴ・エッケナー博士
マーク・マクギャン ローゼンタール少佐
ジェラード・モナコ ハーバート・モリソン
サイモン・ロウ ジョゼフ・スパ
マイケル・プリード ネルソン・モリス