カリフォルニア州の田舎町ウッズボロー。ある夜、家でビデオを見ようとしていた高校生ケイシーに、不審な電話がかかってくる。ただのイタズラ電話と軽くあしらっていると、声の主は次第に異常な本性を現す。「クイズを出す。答えられなかったら殺す。冗談じゃない。庭の電気をつけてみろ」。そこには恋人のスティーヴ・ボースが椅子に縛りつけられていた。ケイシーが13日の金曜日の殺人鬼の名前を間違えると(1作目はジェイソンの母)、次の瞬間、彼女の目の前でスティーヴは腹を切られた。パニックに陥ったケイシーは必死に逃げ出そうとするが、室内に姿をあらわした脅迫者は彼女にナイフを深々と突き刺した。間もなく帰宅したケイシーの両親が発見したのは、内臓をえぐられ木にぶらさげられた彼女の、まだ生温かい死体だった。だが悲劇はこれが初めてではなかった。1年前にもケイシーの同級生シドニーの母モーリーがコットンにレイプされ惨殺されるという痛ましい事件があった。数日後、シドニーは父が出張でいないし、恐いので親友テイタムの家に泊まることにする。家でテイタムの迎えを待っている時、あの電話がかかってきた。・・・

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黒装束に幽霊マスクの殺人鬼の話。1回見たら忘れられない出で立ちです。犠牲者と殺人鬼とのバトルが、かなりあり、速いテンポで話は進みます。台詞の中にホラー映画のクイズやシーンがたくさん出てきて、これは面白かったです。題名を挙げると、ハロウィン、13日の金曜日、エクソシスト、死霊のはらわた、ヘルレイザー、テラートレイン、羊たちの沈黙、サイコです。あとオチは、ちょっと変わっていました。関係ない犯人が飛び出すどんでん返しじゃなくて、一度捕まったシドニーの彼氏ビリーが犯人でした。更に友達のストウも共犯者。ビリーはシドニーの母がビリーの父と不倫して、自分の母が出ていったことを恨んでいたのです。だから1年前にシドニーの母モーリーンを殺していたのでした。ホラーの常套手段を使わず、ひっくり返したクレイブン監督のアイデア勝利ですね。あとオイラのDVDには劇場j公開版とディレクターズ版と二つ収録されていますが、どこが違うかよく分りませんでした。尺数もディレクターズ版だと14秒長いだけですし。ネットで調べると残酷描写が追加されてるようですが、、、どうも余り変わらないようです。

1996年 アメリカ SCREAM ★★★★
監督:ウェス・クレイヴン
製作総指揮:ハーヴェイ・ワインスタイン、ボブ・ワインスタイン、マリアンヌ・マッダレーナ
製作:ケイリー・ウッズ、キャシー・コンラッド
脚本:ケヴィン・ウィリアムソン
撮影:マーク・アーウィン
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:ネーブ・キャンベル シドニー・プレスコット
スキート・ウールリッチ  ビリー・ルーミス、シドニーの恋人。
ローズ・マッゴーワン テイタム、シドニーの親友、デューイの妹。
ジェイミー・ケネディ  ランディ、シドニーの親友。
コートニー・コックス  ゲイル・ウエザーズ、真相を追うTVレポーター。
デヴィッド・アークエット  デューイ(本名ドュワイト)・ライリー、保安官代理、テイタムの兄。
リーヴ・シュレイバー  コットン・ヴェアリ、モーリー殺人事件の容疑者
ドリュー・バリモア  ケイシー・ベッカー、シドニーの友人。
マシュー・リラード ステュワート(ストウ)、 テイタムの彼氏、ビリーの友達。