ローマ初代皇帝アウグストゥスの曾孫であるカリギュラ(ガイウス・シーザー・ゲルマニクス)は姉であり愛人のドルシラと慎ましく暮らしていた。ところがカリギュラが成人を迎える頃、カリギュラはカプリ島に隠遁している第2代ローマ皇帝である暴君ティベリウス(カリギュラの大叔父であり法律上の祖父。なおこの時点でティベリウスの養子であるカリギュラの実父は既に死んでいる)にカプリ島まで呼び出される。そこで彼が見たものは異常性愛に溺れる皇帝と衰退しきったローマの姿であった。ティベリウスは自分の実孫ゲメルスを後継者にしたいがため、呼び寄せたカリギュラに毒を盛ろうとする。 この事態に気づいたカリギュラが危機感を抱いた矢先、ティベリウスは病に罹り仮死状態となってしまう。てっきり死んだものと思い込んだカリギュラは人払いした後、皇帝の指輪をティベリウスの指から外して自らの指にはめ悦に入るが、直後蘇生したティベリウスから指輪を返すよう迫られる。これをカリギュラは断り逆にティベリウスの撲殺を図るが、いつの間にかそこに入ってきていた彼の側近である親衛隊長のマクロは、カリギュラ自身の手を汚すことを避けようとして代わりにティベリウスを絞殺した。カリギュラはローマの皇位承継ルール通り第3代皇帝となることになった。しかし彼の皇帝生活は当初好調であったがその後必ずしも順調には進まなかった。
カリギュラ マルコム・マクダウェル amazon
Caligula movie tribute
カリギュラ マルコム・マクダウェル amazon
Caligula movie tribute
まず初めに実姉かつ愛人のドルシラからの助言もあり、皇帝即位に大功のある親衛隊長マクロが自分をしのぐ権勢を得ることを警戒して第2代皇帝ティベリウス殺害を理由に処刑してしまう(マクロの巨大芝刈り機を使った処刑シーンは残虐そのもの)とともに、彼との結婚を約束していたマクロの妻(愛人としてマクロから提供されていた)を辺境(現在のフランス~オランダあたりの地域)に追放してしまう。次にカリギュラは最愛の姉ドルシラと結婚しようとするがローマの法律上どうしても姉弟では結婚できない。苦悩の果てドルシラに説得されて妻には他の女を娶る事にし、ドルシラが聖女の泉に召集した巫女の中から妻を探すことを求められるが、カリギュラはその巫女の中でもよりによって淫乱で離婚歴のあるカエソニアを気に入ってしまう。ドルシラは猛反対したがカリギュラはその反対を押し切ってカエソニアを妻に迎えた。 その間にもカリギュラは兵士の結婚式で夫婦共に犯すなど少しずつその異常性を顕わにし始める。そして先帝ティベリウスの実孫ゲメルスに無実の罪を着せて処刑したため貴族たちからの不信感を買うことになった。そんな中カリギュラはフィーバー(熱病)という大病を病った。ドルシラが付きっきりで看病し彼は何とか回復する。しかし看病の際最愛のドルシラが熱病に罹りあえなく亡くなってしまう。最愛のドルシラを失ったショックからカリギュラは狂気への歯止めが利かなくなり、その治世はまさに狂乱の様相を呈し始めるのだ。・・・
1980年にペントハウス誌社長ボブ・グッチョーネが46億円の巨費を投じて製作した映画。歴史絵巻という側面より、誰がどう見ても狂ったローマを描いたハーコア・ポルノですな。劇場公開では訳が分らんようになったらしいですが、DVDではモザイクは一応かかっていますが、おフェラしてるデカイ竿は、はっきり確認できます。しかし156分は余りにも長いです。オイラは、この手の歴史映画は好きな方ですが、これは疲れましたよ。
1980年 アメリカ CALIGULA ★☆
監督:ティント・ブラス
出演:マルコム・マクダウェル、 ピーター・オトゥール、 サー・ジョン・ギールグッド、 ヘレン・ミレン
1980年にペントハウス誌社長ボブ・グッチョーネが46億円の巨費を投じて製作した映画。歴史絵巻という側面より、誰がどう見ても狂ったローマを描いたハーコア・ポルノですな。劇場公開では訳が分らんようになったらしいですが、DVDではモザイクは一応かかっていますが、おフェラしてるデカイ竿は、はっきり確認できます。しかし156分は余りにも長いです。オイラは、この手の歴史映画は好きな方ですが、これは疲れましたよ。
1980年 アメリカ CALIGULA ★☆
監督:ティント・ブラス
出演:マルコム・マクダウェル、 ピーター・オトゥール、 サー・ジョン・ギールグッド、 ヘレン・ミレン
コメント