深い森林と湿地帯にかこまれたフロリダ。ここに別荘をかまえるジェイスン・クロケットは、自分の誕生日と独立記念日を祝うために、年に一度ちらばっている家族を集めるのが習慣になっていた。その行事も今年は何か不気味な雰囲気に包まれていた。別荘のまわりに蛙が異常繁殖し、それを絶滅するために農薬を散布していた男が行方不明となったのだ。カメラマンのピケットは爬虫類や公害被害を撮るために湖にカヌーで出ていたが、ジェイスンの孫のクリントのモーターボートと接触しそうになり転覆させられる。お詫びにと、別荘に招待されたのだった。・・・


ガキの頃、カエルが手首をくわえているポスターを見てビビった映画です。でも、そんなシーンは一切ありませんでした。内容は公害を気にせず金儲けに走るクロケット家に対して、そして人間に対して、自然の動物たちが牙を剥く映画。登場人物が一人、また一人とやられていきますがグロシーンはゼロです。ホラー・ファンなら話のネタに見ることは必要ですが、それ以外の方には見る価値は無いですな。何にしろDVDは未発売、見るならVHSのみで、それも今となってはレア化していますので、簡単には見れないかもしれません。

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1972年 アメリカ FROGS ★★
監督:ジョージ・マッコーワン
製作:ジョージ・エドワーズ、ピーター・トーマス
脚本:ロバート・ハッチソン、ロバート・ブリーズ
撮影:マリオ・トッシ
音楽:レス・バクスター
出演:レイ・ミランド ジェイソン・クロケット、車椅子の主人、ラスト蛙の襲撃で心臓麻痺?
サム・エリオット ピケット・スミス、カメラマン、カレンと子供2人と一応生き延びる。
ジョーン・ヴァン・アーク カレン、クリントの妹、一応生き延びる。
アダム・ロアーク クリント、ボートを湖に流され、取りにいく時蛇にかまれて死ぬ。
リン・ボーデン ジェニー、クリントの妻、亀に水際で殺される。
ニコラス・コートランド ケネス、温室でトカゲに劇薬の瓶を倒されガス発生、窒息死する。
ジョージ・スカフ 禿のスチュアート、ケネスの親父、アリゲーターにやられる。
デビッド・ギリアム マイケル、タランチュラに糸で巻かれ殺される。
ホリス・アービング アイリス、ジェイソンの妻、ガラガラ蛇に殺される。
ジュディ・ペイス 黒人べラ、召使と共に逃げるが行方不明、かばんが散乱していたので大抵死んでいるだろう。