新約聖書に記されているヨハネの黙示録の世界滅亡の予言が現実に起き始めるという恐ろしい内容を描いたオカルト・タッチのスリラー映画。人間は殺戮に明け暮れヘブライの神のガフの間（魂の間）が空っぽになり、魂の無い子が生まれ、最後の審判が近付きます。そして一主婦アビーが自分の生命を犠牲にして、魂を赤ちゃんにあげて、最後の審判を阻止します。自分の赤ちゃんを助ける為、結果的に人類を助けるアビー。結構ぞっとする脚本でしたが、ラストは母の愛が充満したオチでした。アビー役のデミのヌードもあるんですが、これっ本当に妊娠しているんじゃないかと思いましたよ。IMDBによると、「デミ・ムーアは撮影中には妊娠していない。この作品が撮影されたのは1987年で、彼女が最初の娘を出産したのは、1988年8月16日である。彼女は撮影終了後に妊娠した。バスタブに入るヌードシーンでは、妊婦の装具をつけていた。」との事です。それにしては、おっぱいが小さいけど、かなりリアルでした。



1988年　アメリカ　THE SEVENTH SIGN　★★★
監督：カール・シュルツ
脚本：Ｗ・Ｗ・ウィケット、ジョージ・キャプラン
音楽：ジャック・ニッチェ
出演：デミ・ムーア（アビー・クイン）
マイケル・ビーン（ラッセル・クイン、アビーの夫で弁護士、ジミーの弁護をしている。）
ユルゲン・プロフノウ（デビッド・バナン）
ピーター・フリードマン（ルッチ神父）
ジョン・テイラー（ジミー、近親婚した両親を神の掟を破ったとして殺害、起訴される少年）