1891年、舞台俳優として活躍するローレンス・タルボットは、兄ベンの婚約者グエンから兄が行方不明になったとの報せを受け、25年ぶりに英国ブラックムーアの生家タルボット城に帰ってきた。そして、母の死を機に疎遠となっていた父ジョンに冷たく迎えられ、無惨な姿に変わり果てた兄の遺体と対面する。悲しみと怒りに震え、自ら犯人を突き止めようと、兄が流浪民から買った遺留品のメダルを手掛かりに彼らのキャンプへ向かうローレンス。しかし、今宵は満月の夜。村には満月の夜に謎の殺人鬼が出没するという不吉な伝説があった。はたしてそれは現実となり、流浪民のキャンプが襲撃され、ローレンスも瀕死の重傷を負ってしまう。何とか一命を取り留めるローレンス。しかし、彼の体にはある異変が起きていた。ローレンスを襲った謎の殺人鬼の正体はウルフマンで、彼も満月の夜にウルフマンに変貌する宿命を負ってしまったのだ。そんな我が身に抗えず翻弄されるローレンスには、さらなる過酷な現実と驚愕の真実が待ち受けていた。・・・

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ウルフマン amazon
1941年の狼男のリメイク作を台湾のレンタルDVDで鑑賞(何故か日本語吹替と日本語字幕が入っていました。)。役名は同じ人が多いけど、ストーリーは少し変えてありました。最大の違いは親父が狼男だったということと、ローレンスも噛まれ当然狼男に変身、狼男の親子対決があることです。このバトルは、狼男メイクも若干変えてあり、違いが分かるようになっていました。そして親父を首チョンパした後、ローレンスは最後に愛するグエンに銀の弾丸で撃たれて死にます。オリジナルは銀のステッキでやられるので、ここも違いますね。しかし、ウルフマン2を作れるようにローレンスがアバライン警部に噛み付き、何故か警部はステッキを持っていきます。狼男の後継者には、ステッキが必需品なのかな?

2010年 アメリカ The Wolfman ★★★☆
監督:Joe Johnston
脚本: Andrew Kevin Walker、David Self
音楽: Danny Elfman
出演: Benicio Del Toro ... Lawrence Talbot
Anthony Hopkins ... Sir John Talbot
Simon Merrells ... Ben Talbot
Emily Blunt ... Gwen Conliffe
Geraldine Chaplin ... Maleva
Hugo Weaving ... Abberline