鹿児島、機動救難士となった仙崎と吉岡。仙崎は遠距離恋愛ながらも、環菜と順調に交際し、結婚は目前だった。しかし環菜が自作のウェディングドレスを持って、20時間もかけて車で鹿児島まで来たのに、仙崎はうかない顔。仙崎は3ヶ月前、航空機墜落事故で要救助者1名を死なせてしまい環菜を守りきれるか自信が無くなっていた。そして仙崎は「結婚を考えさせてくれ」なんて事を言い出し、環菜は愕然とする。その翌日、訓練中に仙崎らの機動救難隊に出動が命じられる。桜島が見える鹿児島湾内で620人乗りのフェリーが砂利運搬船と衝突して座礁したのだ。更に船体下部に亀裂が入り浸水が始まっていた。そして、なんと、この船には失意の環菜も乗っていた。乗客を避難させる仙崎に「また会えるよね」と声をかけて見送る環菜。その後、機動救難隊は環菜を含むほとんどの乗客を避難させたが、仙崎、吉岡は要救助者2名と未だ残っていた。その時、突然積まれていた車が爆発。そして仙崎らは、下は浸水、上は火災という挟み撃ち状態になる。退路を絶たれ絶体絶命の状況に追いやられてしまった。・・・
LIMIT OF LOVE 海猿 amazon
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海猿劇場版2作目。海猿タイタニック版かと思いきや、ストーリー的には海猿ポセイドン版でした。副題の愛の限界とはなんだと思いながらスタート。まさか限界って仙崎が死ぬことか？？？話が進むと、おや、死ぬのは、またもやバディの吉岡かと思いました。その時は、もし吉岡がいっちまったら、もう3人目ですから仙崎は完全に立ち直れなくなっちゃうのでは？とも考えましたね。その後、とり残された仙崎たち4人は事故対策本部と連絡が取れず死んだと思われ1回見捨てられます。でも生きている事を拾った携帯で連絡して救助は再開。しかしその最中、船は沈んじゃう。そして2回目の絶望の中、潜水士たちが奮起して助けだしてＨＡＰＰＹ ＥＮＤって終わり方。
オイラの感想は、悪くはないんだけど、脱出劇の迫力はあるんだけど、ちょっとテンション高まらなかった。なんか、絶対絶命ってハラハラ感が感じられないのです。オイラは物語に入り込めず傍観者的に淡々と見てました。そして環菜の寂しそうな眼つきも、ちょっと冷静し過ぎな感じだなぁ。実は加藤あいのこの表情も見慣れちゃった感ありで、もっとオーバーアクションで悲しみを、盛り上げてもいいんじゃないのと思いました。ラストの沈んだ船の中で、空気の残った空間にいるって設定も余りに強引過ぎる展開です。まったく解せません。だって階段をみんなで上っている仙崎が海水で落とされて、みんなパニくらず、そこまで要救助者2名を連れて行けるわけないよ。せめて一人は死んで、空気のある所までのシーンを加えて欲しかったですね。脇役陣も影が薄すぎです。時任三郎の下川専門官は未だいいとして、隊長の北尾役の石黒賢そしてドラマ版に出ていた山路拓海役の平山祐介（彼は特救隊の隊長になっている）。活躍場面が少な過ぎる。見終わった後、何のためのキャスティングか疑問だらけでした。いろいろ突っ込み所満載ですが、それでも仙崎の人を助けるっていう信念、人を信じるっていうひたむきな心は変わらず。これのみで映画を引っ張っていました。
2006年 日本 東宝映画 LIMIT OF LOVE UMIZARU ★☆
監督：羽住英一郎（ROBOT）
脚本：福田靖
視覚効果：オムニバス・ジャパン
製作総指揮：亀山千広（フジテレビ）
製作：阿部秀司（ROBOT）、尾越浩文、島谷能成、亀井修
音楽：佐藤直紀 主題歌 「Precious」（伊藤由奈）
出演：伊藤英明 ,,, 仙崎大輔（27歳。第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・機動救難士・潜水士）
加藤あい ,,, 伊沢環菜（26歳。縫製スタジオ「リアンリアン」服飾デザイナー）
佐藤隆太 ... 吉岡哲也（24歳。第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・機動救難士・潜水士）
大塚寧々 ... 本間恵（35歳。くろーばー号売店販売員。妊娠五ヶ月。性格は明朗快活、また高校時代は恋愛研究会に所属した経験があり、そこで「失恋と結婚以外に恋愛の結末があるのか」などを議論したことがある。くろーばー号で頭に軽傷を負ったところで仙崎と知り合うが、船の中に取り残される事態に見舞われてしまう。）
吹越満 ... 海老原真一（41歳。くろーばー号乗客 中古車販売会社経営。働かないでいたところを妻に愛想を尽かされ娘と共に出て行かれてから、妻とやり直したいと願い、現在の仕事を始めている。避難勧告が出ても車を捨てたくない一心でそれを無視していたが、船内に取り残されてしまう。粗暴で横柄に振る舞い、何かと仙崎達に反発する態度を取っている。）
石黒賢 ... 北尾勇（38歳。鹿児島航空基地機動救難隊 隊長・機動救難士・潜水士。事故でパニックになる乗客をなだめて、先導できるほどの冷静さと技量を持った部下思いの人物。仙崎達が船に取り残されたままでの撤収命令に反対しようとするもやむなく捜索を断念し、船にボンベを残し撤収する。）
時任三郎 ... 下川嵓（43歳。海上保安庁 警備救難部救難課専門官）
山路拓海 ... 平山祐介（31歳。第三管区羽田特殊救難隊 第三隊隊長・潜水士）
オイラの感想は、悪くはないんだけど、脱出劇の迫力はあるんだけど、ちょっとテンション高まらなかった。なんか、絶対絶命ってハラハラ感が感じられないのです。オイラは物語に入り込めず傍観者的に淡々と見てました。そして環菜の寂しそうな眼つきも、ちょっと冷静し過ぎな感じだなぁ。実は加藤あいのこの表情も見慣れちゃった感ありで、もっとオーバーアクションで悲しみを、盛り上げてもいいんじゃないのと思いました。ラストの沈んだ船の中で、空気の残った空間にいるって設定も余りに強引過ぎる展開です。まったく解せません。だって階段をみんなで上っている仙崎が海水で落とされて、みんなパニくらず、そこまで要救助者2名を連れて行けるわけないよ。せめて一人は死んで、空気のある所までのシーンを加えて欲しかったですね。脇役陣も影が薄すぎです。時任三郎の下川専門官は未だいいとして、隊長の北尾役の石黒賢そしてドラマ版に出ていた山路拓海役の平山祐介（彼は特救隊の隊長になっている）。活躍場面が少な過ぎる。見終わった後、何のためのキャスティングか疑問だらけでした。いろいろ突っ込み所満載ですが、それでも仙崎の人を助けるっていう信念、人を信じるっていうひたむきな心は変わらず。これのみで映画を引っ張っていました。
2006年 日本 東宝映画 LIMIT OF LOVE UMIZARU ★☆
監督：羽住英一郎（ROBOT）
脚本：福田靖
視覚効果：オムニバス・ジャパン
製作総指揮：亀山千広（フジテレビ）
製作：阿部秀司（ROBOT）、尾越浩文、島谷能成、亀井修
音楽：佐藤直紀 主題歌 「Precious」（伊藤由奈）
出演：伊藤英明 ,,, 仙崎大輔（27歳。第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・機動救難士・潜水士）
加藤あい ,,, 伊沢環菜（26歳。縫製スタジオ「リアンリアン」服飾デザイナー）
佐藤隆太 ... 吉岡哲也（24歳。第十管区鹿児島航空基地機動救難隊・機動救難士・潜水士）
大塚寧々 ... 本間恵（35歳。くろーばー号売店販売員。妊娠五ヶ月。性格は明朗快活、また高校時代は恋愛研究会に所属した経験があり、そこで「失恋と結婚以外に恋愛の結末があるのか」などを議論したことがある。くろーばー号で頭に軽傷を負ったところで仙崎と知り合うが、船の中に取り残される事態に見舞われてしまう。）
吹越満 ... 海老原真一（41歳。くろーばー号乗客 中古車販売会社経営。働かないでいたところを妻に愛想を尽かされ娘と共に出て行かれてから、妻とやり直したいと願い、現在の仕事を始めている。避難勧告が出ても車を捨てたくない一心でそれを無視していたが、船内に取り残されてしまう。粗暴で横柄に振る舞い、何かと仙崎達に反発する態度を取っている。）
石黒賢 ... 北尾勇（38歳。鹿児島航空基地機動救難隊 隊長・機動救難士・潜水士。事故でパニックになる乗客をなだめて、先導できるほどの冷静さと技量を持った部下思いの人物。仙崎達が船に取り残されたままでの撤収命令に反対しようとするもやむなく捜索を断念し、船にボンベを残し撤収する。）
時任三郎 ... 下川嵓（43歳。海上保安庁 警備救難部救難課専門官）
山路拓海 ... 平山祐介（31歳。第三管区羽田特殊救難隊 第三隊隊長・潜水士）
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