北カリフォルニア、10月23日土曜日の夜。おもちゃ屋のハリーは謎の怪力を持つ男から逃げていた。なんとか追っての一人を修理工場の自動車で挟み込み始末し、その後GSの親父に助けられ病院に運び込まれた。彼の手には1週間後のハロウィンのマスクがあった。ダン・チャリス医師は緊急で呼び出され、彼を手当てして病室に寝かせる。しかしダンが休憩室で仮眠している時、謎の男がハリーの部屋に侵入、ハリーは目玉から指を突っ込まれ頭蓋骨を壊され、殺されてしまった。看護婦の叫び声で起きたダンが犯人を追うと、犯人は駐車場の車に乗り込み焼身自殺してしまった。やがて、ハリーの娘のエリーが病院に身元確認に現れた。ダンは犯人は薬物中毒ではないかと思っていたが、ハリーの「ヤツらが殺しに来る」という言葉が、ずっとひっかかっていた。その後、ハリーが、サンタミラにあるシルバー・シャムロック工場にハロウィンのマスクを仕入れに行った後、消息を絶っていた事を知ったダンはエリーと共にサンタミラへ調査に出かける。・・・

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ジョン・カーペンターが製作しているにもかかわらず、マイケル・マイヤーズは出演していません。前作で一応死んでいるマイケルなんで、カーペンターは、ありきたりな続編を作りたくなかったとか。ですからハロウィン・シリーズの中でも、まったく違う話になっています。単なる殺人鬼ではなくて、会社ぐるみの大量殺人計画の話でした。ストーンへイジを盗み、その石のかけらを、自社のハロウィンマスクの商標マークに仕掛ける。TVから流れる映像を見ると石が反応して、マスクの中に虫や蛇が飛び出しマスクを被っている子供が死ぬ。3000年ぶりのケルト族の血の儀式を、末裔のシルバー・シャムロック社のコクラン社長が企むって話でした。医師のダン・チャリスは、捕まった時それに気づき、社長のコクランを退治してシルバー・シャムロック社の本拠地を壊すことには成功するのだが、なにせタイムオーバー。ハロウィンの夜9時、映像は全米に流れ、血の儀式は始まってしまうというオチでした。マイケルを意識しなければ、無表情な怪力のアンドロイドは出てくるし、やりきれないラストといい、それなりに面白い作品です。オイラは別物と知っていましたのでガッカリ感はありませんでしたが、マイケルの登場そして殺戮を期待した方には激怒モンでしょうね。

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ローズ・モーテルで商標をいじっていたマージ。ミスファイヤーを起こし、ストーンへイジの光線を顔に浴びて一貫の終わりでした。

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1982年 アメリカ HALLOWEEN III:SEASON OF THE WITCH ★★
監督、脚本:トミー・リー・ウォーレス
出演:トム・アトキンス(Dr.ダニエル・ダン・チャリス)
ステイシー・ネルキン(エリー・グリムブリッジ)
ダン・オハーリヒー(コクラン)
マイケル・カリー(ラファティ)
ナンシー・キーズ(リンダ・チャリス、ダンの妻)
アル・ベリー(ハリー・グリムブリッジ、エリーの父、おもちゃ屋店主)
ガーン・ステファンズ(マージ)
ラルフ・ストレイト(バディ・カプファー)
ジャディーン・バーボー(ベティ・カプファー、バディの妻)
ブラッド・シェクター(バディ・カプファーの息子)