連続殺人鬼ジグソウことジョン・クレイマーの解剖中の遺体から蝋で固められたマイクロテープが発見され、担当刑事のホフマンは新たなゲームが仕掛けられていること知る。一方、ジグソウ捜査の第一人者だったケリー刑事までもが惨殺され(ソウ3で吊るされ胸の皮剥ぎされた女)相次ぐ犠牲者にSWAT隊長リッグの怒りは頂点に達していた。現場に駆けつけFBI捜査官ストラムとペレーズは弟子のアマンダ以外にもジグソウに協力者がいるはずだと指摘する。そしてリッグが家に帰ると妻は捜査に夢中な夫にあいそをつかし実家へ戻ってしまった。その後、リッグは何者かに襲われジクソウの後継者に心理戦を挑まれる。90分後に殺されてしまう囚われているエリック・マシューズ刑事(2でゲームをして監禁されていた。未だ生きていました。)とホフマン刑事を救うために、ゲームをしなければならないのだ。リッグに課せられたゲームは人を救うという執念を捨て去る事。仲間が大量に殺され家庭も犠牲にした事件。囚われの身となっているエリックとホフマンを助けたいのであれば、自らの執念を捨て、TRAPにかけられている犯罪者を助けようとさえしなければ、時間と共に人質は解放される可能性が高いのだ。彼がゲームの中で向き合う犯罪者たちは、少女売春を斡旋していた女ブレンダ、3度無罪になった連続レイプ犯のアイヴァン、そして、娘を虐待していたレックスとその妻モーガンの3組4人だ。リッグによるゲームが進行する中、ストラム捜査官は、事件解決の糸口としてジグソウの元妻・ジルの尋問を開始する。そして、その証言から、ジグソウの意外な過去が明らかになってきた。・・・
ソウ4 amazon
ジグソウは、今回、最初から死んでいるという大胆な前提でスタート。(いきなり解体シーンですので、グロに見慣れていない人はとても見れないでしょう。笑。)今回の目新しさは優秀な建築設計者だったジョンがいかにして、冷徹なジグソウになったかという素顔に迫るストーリーもたっぷりと盛り込まれている事です。自分の元妻ジルとの子供(お腹にいる時、名はギデオンと決めていた。)をジルの麻薬診療所の患者セシルに殺された、この恨みから、世の中の悪人は俺のTRAPで殺すという発想になっていったんです。メインの話はリッグの心理ゲーム+救出劇なんですが、その間に悪党が相変わらずの拷問装置でやられていきます。ただ、2から捕らわれていたエリック刑事が氷ブロックで頭を潰されるのは、ずっと監禁された挙句の死ですからね、悲惨ですね。でも、無実の人間を刑務所に送っていたんだから、やむなしかも。そして一番の謎は・・・アマンダが死んだ後、ジグソウの後継者とは、いったい誰だということです。これは1と同じような展開で、どんでん返しでした。なんと捕らわれてエリックとゲームをさせられていたホフマン刑事だったのです。更にアマンダを錯乱させた手紙を書いたのもホフマン、リッグスを拉致したのもホフマンでした。でも何故ホフマンが後継者になろうとしたのか?というのは分かりませんでした。更にこの作品を難解にしているのは時系列。この4の冒頭の解剖シーンはラストとくっついているのです。本編の話はSAW3と同じ時系列で別の話が進行していたというものだったのです。それはストラムがギデオン工場(ジョンが設計、同じ時にリッグスもここに捕らわれているマシューズを助けに来ている。)に到着して、3のジェフと遭遇し(ジグソウ、アマンダ、リンの死体のある部屋)銃を向けたジェフを射殺。その後、ホフマンに、ここに閉じ込められてしまったからです。
2007年 アメリカ Saw IV ★★★☆
監督:Darren Lynn Bousman
脚本:Patrick Melton、Marcus Dunstan
音楽:Charlie Clouser
出演:Tobin Bell ... Jigsaw / John
Costas Mandylor ... Hoffman、リッグの上司の刑事。少女虐待のレックスに起訴されるリッグを偽証で助ける。良いとこもあるのに何故ジグソウの後継者になったんだろう。
Scott Patterson ... Agent Strahm
Betsy Russell ... Jill、ジグソウの元妻、麻薬中毒者の診療所を経営。
Lyriq Bent ... Rigg、SWATのリーダー、今回の主役。ラストで入るなと制止するエリックに撃たれる。ホフマンは見捨てたが生死は不明。(5で死んだと確定。)
Athena Karkanis ... Agent Perez、ストラムの同僚のFBI捜査官。ジグソウ人形が爆発、顔に怪我を負う。死んだかは不明。
Justin Louis ... Art、今回の被験者やジルの弁護士。まずゲームに勝ったが、エリックとホフマンの監視役をさせられ、リッグに頭を撃ち殺される。
Donnie Wahlberg ... Eric Matthews 、SAW2の被験者、アマンダにまた捕らわれたと思いきや、ホフマンが捕えていたのでした。リッグが捕らわれた部屋に突入した際、トラップが動き氷で頭を潰され死亡。
Angus Macfadyen ... Jeff (ジェフ、SAW3の被験者)
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ジグソウは、今回、最初から死んでいるという大胆な前提でスタート。(いきなり解体シーンですので、グロに見慣れていない人はとても見れないでしょう。笑。)今回の目新しさは優秀な建築設計者だったジョンがいかにして、冷徹なジグソウになったかという素顔に迫るストーリーもたっぷりと盛り込まれている事です。自分の元妻ジルとの子供(お腹にいる時、名はギデオンと決めていた。)をジルの麻薬診療所の患者セシルに殺された、この恨みから、世の中の悪人は俺のTRAPで殺すという発想になっていったんです。メインの話はリッグの心理ゲーム+救出劇なんですが、その間に悪党が相変わらずの拷問装置でやられていきます。ただ、2から捕らわれていたエリック刑事が氷ブロックで頭を潰されるのは、ずっと監禁された挙句の死ですからね、悲惨ですね。でも、無実の人間を刑務所に送っていたんだから、やむなしかも。そして一番の謎は・・・アマンダが死んだ後、ジグソウの後継者とは、いったい誰だということです。これは1と同じような展開で、どんでん返しでした。なんと捕らわれてエリックとゲームをさせられていたホフマン刑事だったのです。更にアマンダを錯乱させた手紙を書いたのもホフマン、リッグスを拉致したのもホフマンでした。でも何故ホフマンが後継者になろうとしたのか?というのは分かりませんでした。更にこの作品を難解にしているのは時系列。この4の冒頭の解剖シーンはラストとくっついているのです。本編の話はSAW3と同じ時系列で別の話が進行していたというものだったのです。それはストラムがギデオン工場(ジョンが設計、同じ時にリッグスもここに捕らわれているマシューズを助けに来ている。)に到着して、3のジェフと遭遇し(ジグソウ、アマンダ、リンの死体のある部屋)銃を向けたジェフを射殺。その後、ホフマンに、ここに閉じ込められてしまったからです。
2007年 アメリカ Saw IV ★★★☆
監督:Darren Lynn Bousman
脚本:Patrick Melton、Marcus Dunstan
音楽:Charlie Clouser
出演:Tobin Bell ... Jigsaw / John
Costas Mandylor ... Hoffman、リッグの上司の刑事。少女虐待のレックスに起訴されるリッグを偽証で助ける。良いとこもあるのに何故ジグソウの後継者になったんだろう。
Scott Patterson ... Agent Strahm
Betsy Russell ... Jill、ジグソウの元妻、麻薬中毒者の診療所を経営。
Lyriq Bent ... Rigg、SWATのリーダー、今回の主役。ラストで入るなと制止するエリックに撃たれる。ホフマンは見捨てたが生死は不明。(5で死んだと確定。)
Athena Karkanis ... Agent Perez、ストラムの同僚のFBI捜査官。ジグソウ人形が爆発、顔に怪我を負う。死んだかは不明。
Justin Louis ... Art、今回の被験者やジルの弁護士。まずゲームに勝ったが、エリックとホフマンの監視役をさせられ、リッグに頭を撃ち殺される。
Donnie Wahlberg ... Eric Matthews 、SAW2の被験者、アマンダにまた捕らわれたと思いきや、ホフマンが捕えていたのでした。リッグが捕らわれた部屋に突入した際、トラップが動き氷で頭を潰され死亡。
Angus Macfadyen ... Jeff (ジェフ、SAW3の被験者)
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