いつもと逆のパターンで投稿します。今回のあらすじは完全ネタばれで最後に記載してあります。さて、今回は呪怨パンデミックって言う題名通り、日本の呪いがアメリカに伝播したってストーリーでした。いきなり、ヤキモチ夫に油をぶっかけ、フライパンで頭を一発というジェニファービールス嬢の演技から始まり。これって呪怨2 Vシネマ・ビデオ版の達也エピソードのパクリですよね。いきなりパクリと分かる殺人シーンのスタートはねぇ。いかがなもんか???更にヴァネッサがカウンセラー室の机の下で俊雄君に脅かされるシーン、これもパクリ。殺人シーンは、呪怨シリーズのどっかにあったネタの応酬のような気がしています。いつもの時間軸ずらしのストーリーはスピード感はあるのでダレさせませんが、全然怖くない。結局、キャラも含めてネタ切れって感じ。新ホラー・キャラを登場させるとか、エグイ・スプラッター描写を入れるとかしないと、あきまへんなぁ。伽椰子と俊雄君も出演しすぎで、疲れきっていると思うし。(笑)次回は、伽椰子と俊雄君には休憩してもらって、伽椰子母とか以前殺された人が怨念の主人公になってもらった方がよいのでは?

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呪怨 パンデミック amazon


下記は公式HPより引用した相関関係です。
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以下のあらすじは、時系列順にしてある公式HPの記載にオイラが更にプラスして、
完全ネタばれになっています。ご注意を。

「オーブリー編」 前作『THE JUON/呪怨』から約一週間後。
東京の大学で福祉を学んでいた姉カレンが、事件に巻き込まれて入院したことを知らされたオーブリーは母の勧めで、いやいやながら日本へ飛んだ。オーブリーは、病院で放火の容疑者として警察の監視下に置かれた姉カレンと再会するが、彼女はなにかに脅え興奮していた。オーブリーはそこで、香港のルポライター・イーソンと出会う。彼は3年前に起きた無理心中事件に端を発する謎の連続死や失踪者を調査していて、燃え盛る家の中からカレンを救出した人物だった。オーブリーがイーソンから<あの家>で起きたおぞましい事件を聞かされている時、カレンの病室に伽椰子が出現。屋上まで逃げ続けるが伽椰子の霊に引っ張られオーブリーとイーソンの前で投身自殺させられる。イーソンは、カレンの死体のそばに伽椰子の姿を見て驚愕する。イーソンはこれまで調査してきた事件の全貌をオーブリーに話した。そして2人は全ての発端となった<あの家>で一冊の日記を発見する。それは伽椰子が幼い頃から書き続けていた日記で、霊媒師だった伽椰子の母親が、病人たちに宿っていた悪霊=不浄の血を幼い伽椰子に食べさせていたことが書いてあった。イーソンとオーブリーは田舎に住む伽椰子の母親を訪ねようとするが、その前夜、現像室に入ったイーソンを伽椰子が襲い、呪い殺してしまう。オーブリーは単身、くのもり駅で電車を降り、バスに乗り、伽椰子の母親を訪ねる。だがオーブリーについてきた伽椰子によって伽椰子の母親は殺されてしまう。解決策を見つけられないオーブリーは、カリフォルニア州パサディナの母に別れの電話をして、すべてを終わらせようと、もう一度<あの家>に向った。その家に入ったオーブリーはカレンが2階に上がる幻影を見る。2階に上がると、そこには佐伯剛雄がいた。そう、オーブリーは伽椰子が殺されるシーンを身をもって再現してしまったのだ。ボキッと首の骨を折られて。

「女子高生編」 カレンの事件から2年後。
東京のインターナショナル・ハイスクールに通うダサいアリソンは友達がいなかった。そんな時クライメイトのヴァネッサとミユキに連れられ、住宅街にある噂の幽霊屋敷にやってくる。ヴァネッサとミユキは、アリソンをからかおうと幽霊屋敷の2階にある押入れに閉じ込めてしまう。やがて暗闇に閉じ込められたアリソンの目の前に、現れたのは伽椰子と俊雄。絶叫しながら、アリソンはその家を飛び出した。少女たちの面白半分の悪ふざけは、その家に宿った恐ろしい怨念を呼び覚ました。その家では、かつて佐伯伽椰子が夫に惨殺され、当時6歳だった伽椰子の息子・俊雄も父親に殺された忌まわしい家だったのだ。あの幽霊屋敷で恐ろしい体験をして以来、アリソン、ミユキは漢字の授業中に俊雄を見たり、ヴァネッサは更衣室で伽椰子を、見るようになり精神的なバランスを失いつつあった。やがてミユキが彼氏マイケルと入った渋谷のラブホで伽椰子に鏡に引き込まれ行方不明になり、ヴァネッサは公衆電話ボックスで足を俊雄につかまれ、伽椰子の髪を体じゅうに巻かれて消息を絶った。更に行方不明の生徒を探す学校のカウンセラーも悪霊に取り憑かれていた。アリソンは一刻も早くこの恐ろしい国を脱出して、帰国したかった。

「イリノイ州シカゴ編」 女子高生失踪事件からおよそ1週間後。
シカゴに暮らすジェイク少年にとって、今日は複雑な日だった。父親ビルの再婚相手トリッシュが引っ越してきたのだ。継母のトリッシュは優しく、姉のレイシーとも仲が良かったが、ジェイクはまだ母親の死から立ち直っていなかった。そしてジェイクには、もう一つ気がかりなことがあった。アパートの隣に住むフレミング家の挙動不審な行動だった。やがて隣の部屋から毎晩壁を叩くような音がしはじめると、アパート全体が重苦しい空気に包まれるようになり、レイシーの友達のサリーは牛乳を吐いては飲むのを繰り返す奇妙な行動をとり始めた。そして、仲がよかったビルとトリッシュもビルのヤキモチから喧嘩が多くなり、ついには切れたトリッシュはフライパンでビルを殺害する。そして姉をもトリッシュは風呂場で溺死させる。ジェイクは、この殺人は日本から戻ってきたアリソンに取り憑いていた伽椰子と俊雄の強烈な怨念によるものと気づくが時既に遅し。アリソンをジェイクが捕まえて質問した時、彼女はトレーナーを残し消えてしまった。あっけにとられたジェイクの前に現れたのは、伽椰子だった。

2006年 アメリカ THE GRUDGE2 108分 ★★
監督:清水崇 
製作:サム・ライミ 一瀬隆重 ロブ・タパート
製作総指揮:ジョー・ドレイク ネイサン・カヘイン ロイ・リー ダグ・デイヴィソン
脚本:スティーヴン・サスコ
撮影:柳島克己
音楽:クリストファー・ヤング
出演:アンバー・タンブリン(オーブリー・デイビス、カレンの妹)
サラ・ミシェル・ゲラー(カレン・デイビス)
ジョアンナ・キャシディ(デイビス夫人)
エディソン・チャン(イーソン)
アリエル・ケベル(アリソン)
宇野実彩子(ミユキ)
テリーサ・パーマー(ヴァネッサ)
イヴ・ゴードン(学校のカウンセラー)
ジェニファー・ビールス(トリッシュ)
クリストファー・カズンズ(ビル、トリッシュの夫)
マシュー・ナイト(ジェイク、レイシーの弟)
サラ・ローマー(レイシー)
ジェナ・ディーワン(サリー、レイシーの友達)
ポール・ジャレット(フレミング氏)
藤貴子(佐伯伽椰子)
松山鷹志(佐伯剛雄)
田中碧海(佐伯俊雄)
尾関優哉(佐伯俊雄)
キム・ミヨリ(伽椰子の母)