遥か彼方の帝国アラゲイシアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。ところが今、邪悪なガルバトリックス王の圧制の下、帝国は大きな混乱の中にあった。 17歳の少年エラゴンは、ある日、森の中で光を放つ青い石を見つける。その石こそは、世界の命運を握るドラゴンの卵だった!卵からかえったメスのドラゴン、サフィラを密かに育て始めたエラゴンは、邪悪な王が放った魔物に叔父を殺され、自らの運命を悟る。彼はかつて偉大な力を持ち、国を守っていた伝説の種族、ドラゴンライダーとして選ばれたのだ。・・・

エラゴン 遺志を継ぐ者 amazon
ドラゴンライダーを軸にしたファンタジー映画。なんかロードオブザリングの二番煎じって感じがしました。エルフ、ドワーフ族って言葉も同じだし。ドラゴンっていってもメスなんで怖くないし可愛いです。特に生まれたばっかりの造詣はなんと愛らしい事。ストーリーは勧善懲悪ものなんですが、ラストがいかん。無敵の魔術師ダーザを倒して、さあ、いよいよ王の番だと思いきや、いきなり幕。2を作る為の伏線でしょうが、拍子抜け。そういえば出だしの編集もイマイチだったね。物語の背景が説明不足なのに、まだストーリーに浸りきっていないのにアーリアが卵を盗んで追われているんです。後からその意味が分かりますが、唐突過ぎてついていけない。編集をしっかりして、物語の構成を組みなおして欲しいですね。あとアーリア役ってシエンナ・ギロリー嬢でした。見ている時は全然気づかなかったです。バイオと比べて髪が長いし、少し痩せましたかね。

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2006年 アメリカ ERAGON ★★
監督:シュテフェン・ファンマイアー
脚本:ローレンス・M・コナー 、マーク・ローゼンタール 、ジェシー・ウィグトウ 
原作:クリストファー・パオリーニ
音楽:パトリック・ドイル
出演:エド・スペリーアス(エラゴン)
ジェレミー・アイアンズ(ブロム)
シエンナ・ギロリー(アーリア)
ロバート・カーライル(ダーザ)
ジャイモン・フンスー(アジハド)
ジョン・マルコヴィッチ(ガルバトリックス王)
ギャレット・ヘドランド(マータグ)
ゲイリー・ルイス(フロスガー)