第2章
ベンジャミン・ホーンの弟ジェリーが帰国。うまいパンを持ってベン一家の夕食時に訪れる。ベンとジェリーは席を変えて、ノルウェー人の投資作戦の失敗に悔しがる。その後、カナダで経営するカジノと売春宿「片目のジャック」へ、新入りの女の子目当てに訪れる。コインの勝負の結果、ベンが新人をいただいた。
ハリーの部下ホークは片腕の男が病院をうろついているのを発見、追うが見失ってしまう。
オードリーはローラが父と関係があるのではと疑い始め、ドナに聞く。
クーパーがホテルにいると何者かがドアの下から紙を差し入れる。そこには、片目のジャックと書かれていた。
クーパーはチベットの演繹法的捜査術:容疑者の名前を念じて、ビンに向かって石を投げビンが割れたら、そいつが怪しいという方法を実践。その結果、レオがクロとなる。
クーパーの部下、鑑識班のアルバート・ローゼンフィールドが保安官事務所に到着。
リーランドの行動がおかしくなった夜、クーパーは奇妙な夢を見る。それは片腕の男マイク、殺人犯ボブ、そして25年後の赤い部屋の自分だ。(パイロット版のラストはここに挿入されていました。)クーパーは夜中に犯人がわかったと叫び、ハリーに明日の朝7時にホテルのレストランに来るように電話した。

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第3章
クーパーは朝オードリーと会う。そして昨日の片目のジャックの紙はオードリーの仕業だと見抜く。
そしてハリーとルーシーと朝食を共にして、昨日の夢でローラ似の女が犯人の名を囁いたのだが、忘れたと言った。(なんじゃ、それは、、、、)
アルバートは独善的な態度をとり、モルグでローラの解剖を巡り、ヘイワード医師と衝突。クーパーが仲裁に入るが、ハリーは頭にきてアルバートを殴ってしまう。
リーランドの元に、ローラにそっくりな黒髪のいとこ、マデリーンが心配してやってくる。(それもそのはず、シェリル・リーが演じています。当初死体役だけだったのですが、演技力を認められて出演となったそうです。)
ローラの葬式でボビーとジェームズが喧嘩する。リーランドは錯乱して棺に抱きつき墓穴を上がったり下がったりする。
クーパーはエド、ハリー、ホークに、この地方の悪と戦う秘密結社ブックハウスの存在を知らされる。みんなそのメンバーでジェームズもそうだった。ブックハウスはロードハウスのバーテン、ジャック・ルノーが麻薬の密売をしている事をかぎつけ、ジャックの弟を拉致して尋問する。
ジャック・ルノーは出勤時に店のランプの色から異常に気づき、レオにカナダに逃がしてくれと頼む。レオは電話を受けると赤のコルベットで向かえに行った。
レオの妻、シェリーは護身用に密かに銃を購入。
ジョシーは会社は二重帳簿を作っており、また夫アンドルーはもしかすると殺されたのでは?と不安になっていた。そしてハリーに打ち明ける。しかしジョシーの部屋には盗聴装置が仕掛けられており、キャサリンはその一部始終を聞いていた。二重帳簿の本当の決算書類はキャサリンが回収。自分の部屋の鏡台の裏に隠していた。

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第4章
サラは幻覚を2つ見る。1つはローラの寝室にいたボブの顔、1つはネックレスを地中から掘りだした男の手だ。早速警察を呼んでボブの似顔絵を作成し始めた。(パイロット版のラストの一部がここにも挿入されています。)
ホークはティンバーホテルで片腕の男を見つけ、報告。クーパー、ハリーと合流してホテル踏み込む。彼の名はマイケル・ジェラード。いろいろ質問をしたが、彼はボブの顔も知らないし、クーパーの夢の中の彼とは違っていた。
同じ頃キャサリンはホーンとティンバーホテルの別室で密会中。ホーンに製材所に火をつけてと頼んでいた。製材所の財政は破産寸前だった。
オードリーはクーパーを口説き落としたくて、彼の助けになればと考え、パパのホーンにビジネスの実地研修がしたいと嘘を言い、ホーンデパートでアルバイトさせてもらう様に工作していた。
ローラの肩に出来た傷はジャック・ルノーの九官鳥ウォルドのものと判明。
ノーマは服役中の夫ハンクの審問会に出席。その結果ハンクは出所決定、エドとの愛で板ばさみになり落ち込むノーマ。
ホーンとレオはつるんでいた。ハンクの紹介でレオはホーンの汚い仕事をしていたのだ。今回は製材所に放火と分かるように火をつけるというのが、仕事だ。またレオはジャックの弟を殺害していた。ジャックはカナダに送ったと言っているが殺害したかは不明。
出所したハンクはジョシーに3のダイスのカードを送り電話する。彼らは関係があるようだ。

1990年 アメリカTVM TWIN PEAKS
監督:デイヴィッド・リンチ、マーク・フロスト
出演者:カイル・マクラクラン、 マイケル・オントキーン、 リチャード・ベイマー、 ララ・フリル・ボイル、 シェリリン・フェン