アミティ島の初夏の晩、海岸でパーティーをしていたクリッシーは、一人で海に入り姿を消す。翌日、浜辺に無惨な彼女の遺体が打ち上げられ、アミティは騒然となる。警察署長ブロディは、この事件を巨大な人喰い鮫の仕業と判断。海岸を閉鎖するように提案するが、貴重な収入源である海水浴客を失うとして、市長から猛反対にあってしまう。だが間もなく、海水浴を楽しむ人々から第二の犠牲者が。責任を感じたブロディは、鮫狩りの達人クイント、海洋学者フーパーとともに船に乗り込み沖合いを目指すが、それは想像を絶する死闘の始まりだった。・・・

JAWS ジョーズ amazon
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超有名なJAWSを再見ってか、何回見たか忘れてしまいました。初めては厨房の時、劇場で見てぶっ飛んだ記憶があります。今では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクションもあるし、CRぱちんこJAWSも出ているので、誰でも知っていますよね。ネタばれして見ても、例のジャン、ジャン、ジャンというテーマソングと映像がマッチして、スリリングな脚本が最高。冒頭からクリッシーは、下半身を鮫に噛まれ海上を引きずり回されますし、クイントのかみ殺されるシーンは思わず眼を覆ってしまいます。そういえばクイントの過去には米海軍で広島に落とす原爆を基地まで運んだ帰り、日本海軍の魚雷を受けて船は沈没。翌日から鮫との戦いが始まったというエピソードがありました。これっ、今まで気づきませんでしたよ。原作では、ブロディ署長だけが生き残る設定らしいですが、映画版はそこは変更してフーパーも最後に顔を出して生き残っています。また原作の鮫の生態などに詳しく踏み込んだ部分はあまりなく、ブロディが本で勉強しているシーンだけでした。


ウィキぺディアから引用。
マシュー・レオネッティ製作の機械仕掛けのサメはスタッフたちの間で「ブルース」(由来はスピルバーグの知人である弁護士の名前から)と呼ばれていたが、撮影開始当初は故障が多く撮影は予定をオーバーしてしまう。またリアリズムを目指した完全オールロケでの撮影は、フレームにちょっとでも余計なものが入ると即NGになるため、これもスケジュールを大きく狂わせる原因となった。撮影制作費も1000万ドルを突破し、1200万ドルへ。企画当初に計上された額の3倍に膨れ上がったため、一時は撮影中止さえ検討された。やっとの事で撮影終了したスピルバーグはマッカーサーの名言(『私は帰ってくる』)をもじって「二度と戻らん!」と宣言したという。

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1975年 アメリカ Jaws  ★★★★★ 
監督:Steven Spielberg
原作・脚本:Peter Benchley
脚本:Carl Gottlieb、
音楽:John Williams
出演:Roy Scheider ... Chief Martin Brody
Robert Shaw ... Sam Quint、荒くれ猟師クイント
Richard Dreyfuss ... Matt Hooper、海洋学者フーパー
Lorraine Gary ... Ellen Brody 、ブロディ夫人=エレン・ブロディ
Murray Hamilton ... Mayor Larry Vaughn、ボーン市長
Carl Gottlieb ... Meadows
Jeffrey Kramer ... Hendricks (as Jeffrey C. Kramer)
Susan Backlinie ... Christine 'Chrissie' Watkins
Jonathan Filley ... Cassidy
Ted Grossman ... Estuary Victim
Chris Rebello ... Michael Brody
Jay Mello ... Sean Brody
Peter Benchley ... Interviewer、ニュースレポーター、原作者も出演