大学生になったジュリアンが叔父の突然の死後、叔父の家の隠し部屋で見つけたドラム缶。そこにはトライオキシンの文字があった。中身の想像がつかないジュリアンは、化学に強いコーディーに検査を依頼。すると、しみ出る液でドラッグを作れることが判明。コーディーは、ジュリアンに内緒でドラッグを大量に生産し売人に売ってしまう。Zという名のドラッグは学園中に広がり始める。Zを服用した学生は次々とゾンビに変身。そして週末のハロウィンはレイブ・パーティーが企画されていた。・・・

バタリアン5 amazon


前作の科学者の叔父がまたまたくどく、登場しますが、ゾンビに噛まれてあっという間に死にます。ただ、その後のジュリアンの悲しみの態度って何か変ですよ。普通バタリアン4であんな事があって、悲しみますかね?しかも両親はロボトミー状態にされているのに。これって設定が叔父、甥ってだけで4とは繋がっていないのかな。まあ細かい事は抜きで、この作品はGOOD JOBです。後頭部への噛み付きシーンは随所にあるし、4よりギャグ路線は強化され、見ごたえは十分です。でも黒服の2人は何者なんでしょうか?ロシアの秘密警察なのか、マフィアなのか分からず、見ていたのですが、途中でオヤッと気づきました。もしやこの2人はメン・イン・ブラックじゃないかと。最後まで素性はわからなかったんですが、MIBのパロディなのは確かでしょう。またタールマンが復活も嬉しいニュースですね。ただ、このタールマンさん、、、恐いんじゃなくて、笑えます。レイブパーティーのヒッチハイクに失敗して会場に行きたくても行けず(その為タールマンさんは助かるんですが・・・)ブレインと叫びながら、一人寂しく歩いて幕。カントリーが流れる中、このラスト、、、なんかほのぼのして、タールマンの行く末を心配してしまったのです。ゾンビに感情移入するのは、オイラだけかな。(爆笑)ちなみにキャッチコピーは「伝説のバタリアン──タールマン──カムバック Oh No! やつの復活で、この世から脳がなくなる!!」なのですが、タールマンさんは劇中で一人も食っていないぞ。腹すかしてんだぞ。活躍はNOTHINGなのにキャッチは、、、。完全な嘘でした。

rotld501.jpg
ベッキーちゃん・・・背中ひっかかれてゾンビ化です。更に湖畔のムード満天の場所で彼氏の竿食っちゃった!!!

rotld502.jpg
青白い顔に血管書いたゾンビ軍団。4よりこっちの方が大好き。不気味だからね。

rotld503.jpg
寂しいタールマンさん。このお姿では、ヒッチハイクでの乗車は無理。

2006年 アメリカ RETURN OF THE LIVING DEAD:RAVE TO THE GRAVE ★★★★
監督:Ellory Elkayem
脚本:William Butler、Aaron Strongoni
音楽:Aimee-Lynn Chadwick(エイミー音楽も担当してます)、Robert Duncan、Ralph Rieckermann
出演:Aimee-Lynn Chadwick ... Becky
Cory Hardrict ... Cody
John Keefe ... Julian Garrison
Jenny Mollen ... Jenny
Peter Coyote ... Uncle Charles
Claudiu Bleont ... Aldo Serra
Sorin Cocis ... Gino
Cain Manoli ... Jeremy (as Cain Mihnea Manoliu)
George Dumitrescu ... Artie
Maria Dinulescu ... Shelby (credit only)