森田病院。臓器移植した少女の腹が異常に膨れ上がり、緊急手術が行われた。腹からは何と生首が摘出され、首自身が「私は富江」と名乗った。同病院の入院患者・佐藤文仁を見舞いに訪れた友人・武史は、院内で歩き回る全裸の女性に遭遇。助けを求める彼女を家へ連れ帰った武史は、その魅力に惑わされて次第に精神に異常を来たしてゆく。武史の豹変に気付き始めた文仁は、武史が「富江」なる女性と同居している事を知る。一方、病院では先の手術の執刀医であった院長・森田健三が失踪。手術に立ち会った者も次々に辞職していた。健三の娘・由美は父の消息を追う内に父のノートを助手・立花から入手し「富江」の名を見つける。そこには彼女は、自己再生する化け物と書かれてあった。その直後、立花は飛び降り自殺してしまう。その後、友と遊びに行ったパブで偶然、富江を探す文仁と知り合う由美。2人は、互いの父と友人の為、共に富江の謎を追い始める。・・・

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富江 replay amazon
Tomie Replay trailer 2000
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富江ってスーパーさげまんっすね。会う男、会う男、一目惚れさせ、嫉妬させて自分を殺させ、最後はとり殺してしまうのですから。じっくり考えると現実の女性も、コワ~~イ心理面は一緒かもね。綺麗な薔薇には棘があるってこと。(^^)最初の胃の中からの目は実に不気味で、良いアイデアっす。一番恐かったのは、由美の父のノートの記述シーンですね。「化け物、化け物、化け物」っていう父の連呼や精神が崩壊していく様がリアルに書き綴っていましたからね。

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2000年 日本 Tomie Replay、午夜凶靈-富江 ★★★☆
監督:光石冨士朗
原作:伊藤潤二
脚本:玉城悟
特殊メイク:ピエール須田
出演:山口紗弥加(森田由美)
宝生舞(川上富江)
窪塚洋介(佐藤文仁)
松尾政寿(武史)
菅田俊(森田健三)
金久美子(森田陽子)
遠藤憲一(立花)