東京都練馬区の住宅街にある一軒の家。その家ではかつて住んでいた一家の夫・佐伯剛雄が妻・伽椰子を惨殺、自らも付近の路上で死体となって発見され、当時6歳の息子・俊雄が行方不明になって以来、その家に関わったものの謎の死や失踪が多発していた。ホラー映画への出演が続き、“ホラー・クイーン”の異名を取る女優、原瀬京子は、その呪われた家をリポートするテレビの心霊特番にゲスト出演した夜、フィアンセ・石倉将志の運転する車で帰路につく。その途中、猫をはね、車を止める。

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Ju-On 2 trailer 2003
その時京子はドア越しに猫に近づく子供の白い足を見た。そして車を走らせると、運転席の足元に子供が、、、俊雄だ。この幽霊はハンドルを掴み、その結果事故になってしまった。将志は昏睡状態に、京子は子供がいるお腹から血が流れ出た。しかし子供は死んでいなくて育っていた。何故、、この子は果たして?その後も撮影時、自宅と俊雄くんは付きまとい、とうとう母亜紀を殺されてしまった。やがて、恐怖の連鎖は広がっていく。帰宅した番組のレポーター・三浦朋香(新山千春)を待っていた信じられない光景。悲鳴と共に姿を消した番組スタッフ。ディレクターの大国圭介(葛山信吾)が見たビデオに映っていてはいけないあるモノ。女子高生・千春(市川由衣)が目撃した白い少年の霊…。圭介は、関わるものに次々に伝染していく理不尽な悲劇の謎を解くべく、すべての発端である呪われた家に向かい、家の廊下で意識を失っている京子を発見する。しかし、増殖する呪いは留まるところを知らず、さらにおぞましい本物の恐怖が待ちかまえているのであった。・・・

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相変わらず5つのエピソードを時系列を無視して収録していて、最後に繋がってくるという演出方法です。エピソードは1話京子、2話朋香(TVリポーター)、3話恵(メーキャップアーティスト)、4話圭介(プロデューサー)、5話千春(ホラー映画のエキストラ)と続きますが、時系列順だと、5→2→3→1→4話ですね。いきなり俊男くんが飛び出し、伽椰子もボキボキ骨、首を鳴らして血みどろ全開で出演。しかしグロ度はあるんですが、キャラは知っているので出過ぎの感が恐怖感をそいでいます。その中でもお気に入りは2話の首吊り殺人。怪談風の恐さがこれだけ充満していました。とりあえず、アメリカ版を見る前にUPした次第でっす。

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2003年 日本 
監督、脚本:清水崇
プロデューサー:一瀬隆重
撮影:喜久村徳章
視覚効果:松本肇
美術:常盤俊春
音楽:佐藤史朗
主題歌:推定少女 『間違い』
出演:酒井法子 原瀬京子
新山千春 三浦朋香
堀江慶 山下典孝
市川由衣 千春
葛山信吾 大国圭介
斎藤歩 石倉将志
山本恵美 大林恵
黒石えりか 宏美
水木薫 原瀬亜紀
結城しのぶ  石倉薫
尾関優哉 佐伯俊雄
藤貴子 佐伯伽椰子