ドラキュラ城のふもとの村。ある朝教会の掃除夫が出勤し、鐘を鳴らす紐を手繰ると、それには鮮血がついていた。不信に思い階上の鐘を見に行く。その頃神父も出勤、そしてその男の叫び声を聞いたので2階に駆け上がる。そこには吸血鬼に殺された女の死体が鐘の中に吊るされていた。ドラキュラが死んでから1年が経った出来事だった。カソリック教会の大司教は、巡視がてら、この村を訪れる。すると教会は荒れ放題のありさま。村人は当然、神父さえもドラキュラが生きていると信じていて恐がっていた。翌日、司教は神父を説得して一緒に城を訪れる。しかし神父は怯え、途中で脱落した。更に神父は司教を待っている間、道から足を踏み外し、氷の中で死んでいるドラキュラに自らの血を与えてしまう。ドラキュラは目覚め、神父を下僕とし、城へ向かう。そして入り口が十字架で封印され、浄化された城を見たドラキュラは怒り、司教のいる村へ向かった。その村には司教の姪マリアがいた。彼女は恋人のポール(パン焼きのバイトをしている)を司教に紹介するのだが、無神論者の彼は嫌われてしまう。ドラキュラはポールの泊まっている酒場の娘をまず血祭りに挙げ、司教への復讐も兼ねてマリアを次の標的に定めるのだった。・・・

帰ってきたドラキュラ amazon
DRACULA HAS RISEN FROM THE GRAVE trailer 1968
ドラキュラシリーズの4作目。冒頭の映像はウルトラセブンの始まりみたい。リーのドラキュラはあいかわらず美人好みでっす。とりあえず酒場の女の血を吸うのですが、その女に「私じゃ不満」といわれ、殺します。この女性、ジーナはポールにもふられ、ドラキュラにもふられ、散々な人生でした。まあ、ドラキュラ、ポール共に好きな女が、ベロニカ・カールソン扮するマリアですから、致し方無いですね。4作目ともなると、ちょっとマンネリ気味なストーリー展開ですが、それを払拭するのが、簡単には死なないドラキュラでしたね。一番頑張っているのが優柔不断な神父の演技。ドラキュラについて殺人補佐、大司教も殴る、でも最後はポール側についてドラキュラにとどめの呪文を唱えます。この神父の死に場所はドラキュラに初めて仕えた場所ですが、何か神の意思を感じました。

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1968年 イギリス DRACULA HAS RISEN FROM THE GRAVE ★★★★
監督:Freddie Francis
脚本:Anthony Hinds
音楽:James Bernard
出演:Christopher Lee ... Dracula
Rupert Davies ... Monsignor Ernest Mueller、大司教
Veronica Carlson ... Maria Mueller
Barbara Ewing ... Zena
Barry Andrews ... Paul
Ewan Hooper ... Priest
Marion Mathie ... Anna Mueller
Michael Ripper ... Max
John D. Collins ... Student
George A. Cooper ... Landlord
Christopher Cunningham ... Farmer (as Chris Cunningham)