超ハイテク・ビルの会社、インターコープ社にトニーが初出社してくる。トニーは音楽家を目指していたが金に困り友達のリンダの紹介で入社できたのだった。初めは戸惑いながらも順調だったが、彼は全ての設備に対して重要なIDカードに傷を付けてしまった。ビルの人工知能を持つホストコンピュータ・キャスはトニーを不審人物と誤認して監視を始める。その内、トニーも言う事を聞かないシステムにイライラして端末のコンピュータに手を加えたり、IDカードでキャスをからかい出したため、キャスはトニーをビルから排除、つまり抹殺しようとあらゆる手段を使って過激な攻撃を始める。・・・
 
コンピュータの暴走殺人劇。はっきり言うと、全然大したことなくて、つまらなかったです。題材も今となってはよくある物だし、緊迫感が少ないから、今か、今かって感覚が無いんですよ。警備員がエレベーターのドアで挟まれて血まみれになるのも1ヶ所だけだし。紅1点スーザン・ノーマン(リンダ)のモノクロ・スーツ姿はかっこよかったけど。・・・

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1992年 アメリカ THE TOWER
監督:Richard Kletter
脚本:Richard Kletter、John Riley
音楽:John D'Andrea、Richard Horowitz、Cory Lerios
出演:Paul Reiser ... Tony Minot
Susan Norman ... Linda Ferillo
Richard Gant ... Wilson
Annabelle Gurwitch ... Sally
Roger Rees ... Mr. Littlehill
Dee Dee Rescher ... Gretchen Wallace
Charmaine Cruz ... Littlehill's Secretary (as Charmaine Cruise)
Dee Dee Wilkinson ... CAS (voice)
Jennifer Richards ... Connie
Carlos Allen ... Operator