7:00~12:00
ジャックはCTUをクビになり現在は国防長官へラーの護衛兼特別顧問という肩書きだ。また彼はヘラーの娘オードリーと不倫をしていた。しかし殺伐とした日々を離れジャックは幸せだった。ある日列車脱線テロ事件が起こり、その後国防長官とオードリーが誘拐される。テロリストの目的は国防長官のWEB上での公開処刑だった。ジャックはCTUの支部長エリン・ドリスコル(左写真)と交渉して救出作戦に参加した。捜査方法で対立しながらも強引に独断捜査を進めるジャック。アジトを発見するため犯人を拘するためにコンビニ強盗までやらかす。そしてやっと見つけたアジトに単身で乗り込み救出に成功。その後、テロリストの本当の目的は104基の原発を遠隔制御する装置のファイアーウォール解除だったことが判明する。・・・あいかわらず突撃男ジャック・バウアーは健在でした。大統領がミサイル攻撃を命じているのに、単身でアジトに乗り込むのは、もはや自殺行為でっす。それか愛する人を救うため死んでもかまわない、もしくは一緒に死ねれば本望と考えたのでしょうか?現代の醒めた人間関係を思うと、こういう馬鹿な一途さって、凄く人間味があって良いです。

24s04_jack_erindoriskol.jpg

24 TWENTY FOUR シーズン4 amazon
13:00~6:00
13時からは原発を乗っ取りメルトダウンを起こすという恐怖が本格化していきます。そしてサンガブリエル島の原発1基でメルトダウンが発生してしまいます。このアイデアには驚きましたね。でも、こんな遠隔制御装置(オーバーライド)なんかが、あったら怖いですね。だって本当にテロに使われたら、おしまいですから。話はテロの首謀者マルワンの捜索がメインとなり、どんどん進み、トニー、ミッシェル、パーマー元大統領も出てきてサスペンスだけじゃなく人間関係に深みが加わっていきます。ジャックの一本気な愛じゃなくて、この2人には、離婚したという共通のやりきれない愛が交錯してますねぇ。そしてテロとの関与をひた隠しにするマクレナン・フォースター社の電磁パルス爆弾、ステルス戦闘機によるエア・フォースワンの撃墜、全米の核兵器のコードと所在地が入っている“核のフットボール”の捜索、マルワンの居所の鍵を握るリーヨンを確保の為、中国領事館に拉致をしかける???ジャックの秘密部隊、ついには核ミサイル発射とサイドエピソードは凄まじい展開になっていきます。どんどんパワーアップする24。24時間にこんなに起こったら、死にそうです。オイラなら白髪になっちまうでしょう。(笑)結局、中国側に秘密作戦がばれて、ジャックの身柄を守る為、偽装の死をみんなで、でっち上げます。証人保護プログラムならぬ、ジャックの命を守る大儀名分で大国アメリカの面子隠蔽工作を仕掛けて幕を閉じるのでした。