現代、意地悪な姉アリスが狼に襲われる夢を見るロザリーン。彼女の夢の舞台は中世の森の中にある小さな村だった。ロザリーンは姉を亡くし父、母は深い悲しみに沈んでいた為、一晩村はずれの祖母の家に泊まる事になった。その晩、祖母は昔起こった狼男の話をしてくれた。それから祖母はロザリーンに人生の落とし穴をいろいろな話を題材に教えてくれるようになった。・・・

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狼の血族 amazon
the company of wolves trailer 1984
グリム童話の赤頭巾ちゃんをモチーフにした映画。グリム童話は元々ホラーがかった話だったのですが、子供向けに書き直したってのを数年前に読んだ事を思い出しました。思春期の娘が大人になっていく不安を映像にした作品です。夢の中の森は今後の彼女の人生を、そして、その森の中に潜む狼や蛇は待ち受ける苦難を、しかしその反面、鳩に象徴される愛の幸せもちゃんとある、、、そんな風にも読み取れます。狼男は男の2面性を表しており、女への優しさと獣の本能を表しています。そして女性はそんな男に凄く惹かれていくって言うのも、本当の話ですよね。こんな人間の性(さが)を表現しながら、狼男の変身シーンはしっかりホラっています。ハウリング程の凄さではありませんが、血まみれの皮がめくれた顔や長いベロを出す所はグロっぽく不気味でした。

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1984年 イギリス The Company of Wolves ★★
監督:Neil Jordan
原案:Angela Carter
脚本:Neil Jordan
出演:Sarah Patterson ... Rosaleen
Angela Lansbury ... Granny
David Warner ... Father
Tusse Silberg ... Mother
Micha Bergese ... Huntsman
Brian Glover ... Amorous Boy's father
Graham Crowden ... Old Priest
Kathryn Pogson ... Young Bride
Stephen Rea ... Young Groom
Georgia Slowe ... Alice, Girl Killed by Wolves