第1話 戦争へ Aguero
2003年3月20日に始まった「イラク戦争」。同年5月には米ブッシュ大統領により大規模戦闘終結宣言が出された。それを受け、米国陸軍第1騎兵師団は2004年4月に平和維持活動のためイラクへ派遣される。バグダッドのサドル・シティで、パトロールをしていたアグエロ中尉率いるコマンチ・レッド小隊は、シーア派のモスクで男から銃を取り上げた。その後キャンプ・ウォー・イーグル基地のヴォレスキー中佐にこの件を問い合わせると、モスク内では武装してもいいそうなので、武器は返却した。しかし、これは甘かった。その後、連合軍の占領支配に反対するシーア派指導者サドル師を支持する民兵
から奇襲攻撃を受ける。激しい銃撃戦に、軽装備のアグエロ小隊は絶体絶命に陥る。
第2話 混沌 Volesky
イラク人民兵の襲撃を受けたレッド小隊は民家に避難し、その屋上で見張る。味方の応援部隊が到着するのを待っているのだ。だが、奇襲攻撃中に撃たれたチェンは、懸命な心肺蘇生もむなしく息を引き取った。キャンプ・ウォー・イーグル基地ではヴォレスキー中佐と部下のデノミーが応援部隊として出発すべく準備を整え、緊急対応部隊クルセイダーにも救出作戦に参加するよう要請した。先にクルセイダーの戦車部隊は向かったが、猛攻にあい一人死亡する。サドルの民兵たちは全警察署を掌握してクルセイダーを襲ったのも警察だった。一方、テキサス州中部の町キリーンに所在する陸軍のフォート・フッド基地では、サドル・シティでの奇襲攻撃の噂が広がり、家族の一部が動揺。だが正式な連絡は入っておらず、ひとまず安心をする。
第3話 未知の領域 Denomy
アグエロ隊を救出するチーム第1陣の隊長として出発したデノミー大尉。途中バスで道を分断されて迂回する羽目になり敵の罠にはまる。猛烈な砲火を浴びる中で、リーダーとしての資質が試される。デノミ―車はロケット砲の攻撃で壁に激突しエンスト、運転手ヒラーは命を落とす。15分後、司令官ヴォレスキー中佐も第2陣を率いて出発するが、バスの位置を変えられ別の道に誘導されて、第1陣と合流できず多くの死傷者を出してしまう。一方、フォート・フッドでは、デノミー大尉の妻ジーナが出産したばかりの赤ん坊を抱えつつ、ケアチームのサブリーダーとして苦悩するのだった。
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2003年3月20日に始まった「イラク戦争」。同年5月には米ブッシュ大統領により大規模戦闘終結宣言が出された。それを受け、米国陸軍第1騎兵師団は2004年4月に平和維持活動のためイラクへ派遣される。バグダッドのサドル・シティで、パトロールをしていたアグエロ中尉率いるコマンチ・レッド小隊は、シーア派のモスクで男から銃を取り上げた。その後キャンプ・ウォー・イーグル基地のヴォレスキー中佐にこの件を問い合わせると、モスク内では武装してもいいそうなので、武器は返却した。しかし、これは甘かった。その後、連合軍の占領支配に反対するシーア派指導者サドル師を支持する民兵
から奇襲攻撃を受ける。激しい銃撃戦に、軽装備のアグエロ小隊は絶体絶命に陥る。
第2話 混沌 Volesky
イラク人民兵の襲撃を受けたレッド小隊は民家に避難し、その屋上で見張る。味方の応援部隊が到着するのを待っているのだ。だが、奇襲攻撃中に撃たれたチェンは、懸命な心肺蘇生もむなしく息を引き取った。キャンプ・ウォー・イーグル基地ではヴォレスキー中佐と部下のデノミーが応援部隊として出発すべく準備を整え、緊急対応部隊クルセイダーにも救出作戦に参加するよう要請した。先にクルセイダーの戦車部隊は向かったが、猛攻にあい一人死亡する。サドルの民兵たちは全警察署を掌握してクルセイダーを襲ったのも警察だった。一方、テキサス州中部の町キリーンに所在する陸軍のフォート・フッド基地では、サドル・シティでの奇襲攻撃の噂が広がり、家族の一部が動揺。だが正式な連絡は入っておらず、ひとまず安心をする。
第3話 未知の領域 Denomy
アグエロ隊を救出するチーム第1陣の隊長として出発したデノミー大尉。途中バスで道を分断されて迂回する羽目になり敵の罠にはまる。猛烈な砲火を浴びる中で、リーダーとしての資質が試される。デノミ―車はロケット砲の攻撃で壁に激突しエンスト、運転手ヒラーは命を落とす。15分後、司令官ヴォレスキー中佐も第2陣を率いて出発するが、バスの位置を変えられ別の道に誘導されて、第1陣と合流できず多くの死傷者を出してしまう。一方、フォート・フッドでは、デノミー大尉の妻ジーナが出産したばかりの赤ん坊を抱えつつ、ケアチームのサブリーダーとして苦悩するのだった。
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