Rock'N Horror

Horror&Suspense Movie、Jazz、Rock、F1、Football 好きの、ぴけっとと申します。オイラの備忘録Blogにようこそ!2024年2月19日現在2731個の記事をUP済み。映画の記事の続きを読むをクリックすると、ネタバレが出てきますので、ご注意の程を。記事内の星0から5個はオイラのお勧め度で、多い程面白かったの意味です。

2019年08月

ニューヨーク市警察のジェームズ・エドワーズ刑事は、とある事件の犯人を追い詰めたが、犯人は飛び降り自殺してしまう。しかし犯人が驚異的な跳躍力や異形の銃を使ったことで、こいつは普通ではないことを知る。しかし取調室の同僚の刑事たちは、犯人は自殺じゃなくエドワーズが突き落としたと思われてしまう。その時“K”と呼ばれる黒い背広服の男が登場。警察から連れ出して角の質屋へ。その質屋の店主は銃で頭を吹っ飛ばしても、また頭が出てきた。彼はエイリアンだったのだ。Kは銃を出せと言うと、商品棚が反転して奇妙な銃がたくさん現れた。その中にはエドワーズが見た銃もあった。Kは、自分の所属する組織MIB(メン・イン・ブラック)へエドワーズをスカウトする。エドワーズは他にも集められたエリート中のエリートたちに混じってテストを受ける。ただ一人合格した彼はKから現在、地球上には1500体ものエイリアンが人間に姿を変えるなどして生活していることを知らされる。エイリアンが犯罪や侵略行為に出ないよう監視し、彼らの存在を世間から隠すこと、それが最高秘密機関MIBの任務だった。MIBの一員となることを決意したジェームズは、クレジットカードの信用情報、運転免許の違反前歴に取得記録、社会保障番号、果ては指紋に至るまで一切の過去を抹消。捜査官エージェント“J”として生まれ変わり、Kとコンビを組む事になった。・・・


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摩天楼を見渡せるアパートの一室。優秀な学歴のフィリップとブラントンが殺人を犯したのは、まさにその場所だった。動機はなく、自分たちがずば抜けて人より秀れていることを試す、ニーチェの理論を実践したに過ぎなかった。2人はもっとスリルを味わうために被害者デビッドの父、恋人ジャネット、被害者の元カレだったケネス、伯母アトウォーター、青年たちの先生だった大学教授ルパートを招いてパーティーを催す。死体入りのチェストの上に、ごちそうを並べて皆に食べさせたり、殺人に使ったロープで本を縛って父親に贈ったりして、優越感を味わっていた。


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第二次世界大戦下、イギリスに向かう途中であった客船がドイツ軍のUボートの魚雷攻撃を受け沈没してしまう。辛くも撃沈された船から逃れた男女数名は、1隻の救命艇に乗り合わせる。攻撃したUボートも連合国軍の攻撃で撃沈されるが、奇しくも、そのドイツ軍乗組員が新たな避難者として救命艇に加わる。・・・


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ヨーロッパの架空の国パンドリカでの雪国観光から、イギリスへの帰国途上の列車内で事件は起こる。結婚前の最後の旅行を、友人二人と楽しむアメリカ人女性アイリス。そんなアイリスが知り合ったイギリス人の老女ミス・フロイが突然車中から姿を消すが、乗客も乗務員も初めからそんな老女は見なかったと口を揃える。さらに、同乗していたハーツ医師はミス・フロイは実在せず、アイリスが駅で頭を打った後遺症で記憶違いを起こしているのだと断定する。ミス・フロイの実在を信じるアイリスは、昨夜同じ宿だった乗客のギルバートと共に列車内で探し始める。・・・



バルカン超特急
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第一次世界大戦中の1916年、イギリスの陸軍大尉ブロディは、スイスのジュネーヴで暗躍するドイツのスパイを摘発する任に命ぜられ、情報部長Rからリチャード・アシェンデンという偽名を貰い、ジュネーヴへ派遣された。アシェンデンはジュネーヴでアシェンデン夫人という名儀の女スパイ・エルザ、そして「将軍」と呼ばれるスパイと合流し、調査を始める。調査の結果、アシェンデンらはケイパーと名乗るイギリス人が疑わしいことを突き止める。アシェンデンらはケイパーを登山に誘い出し、断崖からケイパーを突き落として殺した。しかし、ケイパーはスパイとはまったくの無関係であることがRからの電報で判明し、エルザはアシェンデンに人殺し稼業に等しいスパイを辞めてほしいと懇願し始める。そんな中、将軍の調査によって、スパイのアジトらしきチョコレート製造工場が突き止められ、ドイツのスパイの正体も判明する。



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スキー旅行先で、富豪の夫チャールズとの離婚を決意したレジーナ・ランパート。旅行からパリの自宅に戻ると、家財道具一切が部屋から持ち出されており夫の姿も見えない。そこへ司法警察のグランピエール警部が現れ、チャールズの死を告げる。警部によればチャールズは家財道具のすべてを競売にかけ、その落札代金25万ドルを持ってパリ脱出のために列車に乗ったが、何者かに突き落とされたという。警察署で夫の遺品(小さなバッグに手帳、櫛、万年筆、レジーナに宛てた未投函の手紙、偽名のパスポート4通)を受け取りレジーナは警察署を後にする。レジーナは自宅に戻り途方に暮れていたが、そこにスキー旅行先で知り合ったピーター・ジョシュアが現れ、「夫の事件は新聞で知った。何か協力できることはないか」と申し出る。
チャールズの葬儀は寂しいもので、出席者はレジーナとレジーナの親友でスキー旅行に同行したシルヴィ、そしてグランピエール警部だけであった。途中、ハゲた小柄な眼鏡男ギデオン、やせた背の高いテキサス男・テックス、大柄で右手が義手の男ハーマン・スコビーが現れ、チャールズの柩を確認する。レジーナはアメリカ大使館のバーソロミューからの手紙で呼び出され、チャールズの正体が「チャールズ・ボス」という男だと知らされる。チャールズは第二次世界大戦中、OSS(CIAの前身)に所属して対ドイツ戦に従事していた。25万ドル相当の金塊をフランスのレジスタンスに輸送任務にあったが、葬儀に現れた3人を含めたメンバーたちは金塊を盗まれたことにして、密かに地中に埋め終戦後に山分けすることにした。その後、ドイツ軍の攻撃を受けスコビーが右手に大怪我を負い、散り散りになってしまう中、チャールズが独り金塊を掘り返し、持ち去ったのだという。


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フランス西南部の海辺の街ロシュフォールは、年に一度の祭を二日後に控え賑わっていた。その街にはソランジュとデルフィーヌという美しい双子姉妹が住んでいた。姉のソランジュは音楽家を、妹のデルフィーヌはバレリーナを志し、いつの日かこのロシュフォールから飛び出し花の都パリで自分達の力を試してみたいと思っていた。また彼女たちには、いつの日か素晴らしい恋人にめぐり逢いたいという夢もあった。姉妹の母親イヴォンヌはカフェの女主人で、彼女の気さくな人柄で多くの常連客もおり店は繁盛していた。その客の中には、今回の祭に出演するために訪れた曲芸師兼ダンサーのエチエンヌとビルの二人組や、理想の女性の人物画を描いている水兵のマクサンスがいた。


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第一部 旅立ち 1957年11月~
アルジェリア戦争ただ中のフランス。港町シェルブールに住む20歳の自動車整備工ギイと17歳のジュヌヴィエーヴは結婚を誓い合った恋人同士。20歳のギイは病身の伯母エリーズと、17歳のジュヌヴィエーヴはシェルブール雨傘店を営む母エムリ夫人と暮らしている。エムリ夫人は2人が若過ぎる事を理由に結婚に反対するが、2人は将来生まれて来る子供の名前(女の子だったらフランソワーズ)を考えたり自分たちのガソリンスタンドを持つ夢を語り合ったりと幸福な恋愛を謳歌していた。そんなある日エムリ夫人に莫大な8万フランの納税通知書が届く。切羽詰まっていたエムリ夫人は娘に説得され大切なネックレスを売る決心をして、娘を連れて宝石店へ行った。店主との交渉はうまく進まなかったが、たまたま居合わせた宝石商ローラン・カサールが、その場でネックレスを購入してくれた。やがてギイに召集令状が届きアルジェリア戦争において2年間の兵役を務めることになった。尽きる事無く別れを惜しむギイとジュヌヴィエーヴ。その夜2人はギイの部屋で結ばれた。ギイは幼馴染みのマドレーヌに伯母の世話を頼みジュヌヴィエーヴと永遠の愛を誓い合って、シェルブール駅で別れを告げ入営する。
第二部 不在 1958年1月~
ある日エムリ夫人は町でカサールと出会い食事に招待する。妊娠していることを知ったジュヌヴィエーヴはギイから2ヶ月に1回しか手紙が来ないことを不安に感じていた。ジュヌヴィエーヴが気分が悪いと休んだ後、エムリ夫人に引き止められたカサールはジュヌヴィエーヴに結婚を申し込むつもりだったことを打ち明ける。ジュヌヴィエーヴに出会いカサールは失っていた人生の目標を見つけることができたのだった。決めるのは本人なので押しつけないように頼み、カサールはまた旅に出る。手紙で妊娠を知ったギイからは2月に「男の子だったら名前はフランソワ」と喜びの返事が届く。だがギイを待ち続けていたジュヌヴィエーヴは次第にカサールに心を開き、子どもを一緒に育てようという求婚を受け入れる。結婚からしばらくしてエムリ夫人も店を処分し娘が住むパリへと移住する。


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写真家のサムは降り立った空港のロビーで、見知らぬ女リサから一体の人形を預けられた。サムは不審に思うも、とりあえずその人形をNYのアパートまで持ち帰る。しかし、実はその人形にはヘロインが隠されておりリサは犯罪グループからそれを奪って逃走していたのだ。人形を血眼になって探していたヤクザのロートは、いつもリサと美人局しているマイク、カルリーノを雇い、サムのアパートを突き止める。しかしサムは外出中であり、アパートの部屋にはサムの盲目の妻・スージーがいた。3人は芝居を打ちスージーから人形の在りかを聞き出そうとするが、彼女自身も知らないという。スージーは目は見えないが、次々に現れる奇妙な訪問客やアパート内の不穏な空気に、ただならぬ状況であることに気付き始める。しかしそれは、これから訪れる恐怖と、3人組との死闘のはじまりに過ぎなかった。・・・


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世界各地の戦場で戦ってきた傭兵ジェミー・シャノンは、世界的な鉱山会社の代理人エンディーンから、西アフリカの小国ザンガーロの政権安定度の調査を依頼された。それは、ザンガーロの地下資源プラチナを狙う鉱山会社から政権が転覆する可能性やそのような動きがあるか調べる事だった。ジェミーは野鳥の観察家キース・ブラウンとして入国し、調査や撮影を開始。しかし、ザンガーロのキンバ大統領のいる兵営を撮影したことから逮捕され、殴り倒されて強制送還された。・・・


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1979年のオハイオ州。リリアン鉄鋼の事故で母エリザベスを亡くしたばかりのジョー・ラムは、保安官代理を務める仕事人間の父ジャックと折り合いが悪い。ある夜、ジョーと友人たち6人は、自主制作のゾンビ映画を作るため、スーパー8mmカメラを持って線路のすぐ近くで撮影をしていると、アメリカ空軍の物資を運んでいた貨物列車と線路を逆走する車が激突し列車が大破炎上する大事故となってしまう。ジョー達は奇跡的に全員無事だった。電車に衝突した車の運転手、ジョー達の通う中学校の生物教師であるウッドワードは、ジョー達に血だらけで「今、見たことを決して誰にも言ってはいけない。そうしなければ君達と君達の親も殺される。」と意味深な言葉を残したが、その言葉の真意はわからないまま。ジャックは飲んだくれのトラブルメーカー・ルイスを父に持つアリスとの付き合いを良く思わない。というのは、母エリザベスは死ぬ日、酔ったルイスの仕事を善意で交代して事故にあったのだ。そして列車事故の後、街では保安官の失踪、犬の逃亡、原因不明の停電が続くなどの怪異が続発。空軍の事故調査チームのネレク大佐は、無線でウォーキング・ディスタント作戦と聞き、問い詰めるジャックを拘束してしまう。そして偽の山火事を起こし、住民に避難命令を出す中、アリスも何者かに攫われてしまった。


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2031年。世界は地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品CW-7によってすべての陸地が雪と氷に覆われ、極寒に耐えられない生物は死に絶えてしまった。生き残ったわずかな人類は永久機関によって動き続ける列車「スノーピアサー」の内部にて暮らしていたが、そこでは前方車両に住む富裕層がすべてを支配し、最後尾に住む貧困層は奴隷同然の扱いを受けていた。そんな中、貧困階級のカーティスは自分たちを苦しめる理不尽な支配に立ち向かうべく、仲間と共に反乱を企てる。カーティスたちは監視の兵士を倒して最後尾の扉を開くと、拘束されていたエンジニアのミンスを解放し、前方の扉の電子錠を開くが、世界中の路線を1年かけて巡る列車は食料も車内で生産し、少数の富裕層が優雅に暮らす別世界だった。カーティスたちは驚きと共に怒りを募らせ、先頭車両を目指す。


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1942年、アドルフ・ヒトラー率いるドイツ第三帝国はその絶頂にあった。かつての友好関係を破棄して侵攻してきたナチスとソビエト連邦の戦いはドイツ軍が有利に運び、ソ連西部の一帯はドイツ軍の勢力圏と化していた。それでもなお、ドイツ軍は黒海・カスピ海方面の油田地帯を抑えるべく進軍を進め、その途上に横たわる大都市スターリングラードで激戦を繰り広げていたが、装備に勝るドイツ軍の前にソ連軍は消耗を強いられていた。ウラル地方の羊飼いであり、幼いころから祖父に狼を撃つことを仕込まれていたヴァシリ・ザイツェフは、今、赤軍に身を置いていた。しかし一兵士でしかないヴァシリは銃も与えられず、弾丸だけを渡される。そしてソ連軍による突撃がドイツ軍に撃退された後、ヴァシリと政治将校ダニロフは遺体の中に潜んで命を繋ぐが、ドイツの高級将校達が壊れた建物で寛ぐシーンを目撃。ダニロフは絶好の機会と狙撃を試みるが、実戦の経験が浅く、銃に弾が装填されていないことも確認せずに、引き金を引くという未熟さを露呈してしまう。ダニロフはヴァシリのアドバイスを聞いて銃の操作に彼の方が長けていると判断しヴァシリに狙撃を任せる。ヴァシリは砲弾の爆発に狙撃を合わせるという巧妙な手段によって瞬時にドイツ軍の高級将校達と、ヴァシリの気配に気づいた護衛の兵士を殺害することに成功した。命を救われたダニロフはヴァシリを賞賛し、二人は親友となる。政治将校に狙撃の才能を認められたことでヴァシリの立場は一転。広報係であるダニロフはヴァシリを有能な狙撃兵としてソ連共産党の機関紙で喧伝、狙撃によって次々とドイツ将兵を葬るヴァシリの活躍にソ連軍の士気は高揚、彼は一躍戦場の英雄となる。一方、ドイツ軍はヴァシリを仕留めるため、スターリングラードに狙撃の達人であるケーニッヒ少佐を派遣してくる。


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1920年代の中国・北京。楼閣の女郎の私生児である小豆子(シャオドウツ)は、京劇俳優養成所に連れられる。はじめ多指症故に入門を断られるが、実母に指を切断され捨てられるようにして預けられた。厳しい稽古と折檻の中、仲間から娼婦の子といじめられる小豆子をことあるごとに助けてくれたのは、先輩の石頭(スートゥ)。やがて小豆子は石頭に同性愛的な思慕を抱くようになる。ある時、小豆(シャオドウ)は仲間の小癩(シャオライ)と共に脱走を図るが折しも天下の名優が北京を訪れている日だった。名優は歓呼と熱狂に迎えられ素晴らしい舞台を繰り広げる。小豆は覇王(項羽)に心奪われて感動して涙を流す。二人は養成所へ戻るが、そこでは脱走を見逃した罪を問われ仲間たちが激しい折檻を受けていた。小豆は黙って罰を受けるが、その過酷さを目の当たりにした小癩は恐れおののき自殺してしまった。「覇王別姫」は少年だった小豆に強い印象を残した。成長した2人は、それぞれ程蝶衣チェン・ディエイー(小豆子)と段小楼ドォアン・シャオロー(石頭)という芸名を名乗り「覇王別姫」で共演しトップスターになる。だが、蝶衣ディエイーの秀麗な舞台姿に魅せられた一座のパトロンは彼の身体を求めた。同性愛の宿命を受け入れた蝶衣は捨て子の小四を拾い養成所に預ける。


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截拳道ジークンドーの使い手ビリー・ローは、武道仲間のチン・クーを訪ねて日本にやってきた。ビリーとチンは、多くの者から狙われる程の大物で、使い手としてはナンバーワンの座にいたが、ふたりとも武芸は殺人のものではなく自己を防衛するためのものだという信念をもっていた。帰国したビリーは、武道の修練に励んでいる弟のボビーを訪れるが、もうエキスパート気取りになっているボビーの思い上った態度に不安を抱いた。ある日突然チン・クーが死に、その葬儀に出席するためビリーは日本に渡る。まず、ビリーは銀座のナイトクラブで歌うクーの娘メイを訪ねる。すると、死ぬ前日に彼女にある箱を託していたことがわかる。その箱を娘から見せてもらう瞬間、何者かが現われ箱を奪われてしまうビリー。やがて、チン・クーの葬式の日がやってきた。そして葬式が終わり、埋葬直前に突然ヘリコプターが襲来し棺をつりあげて飛び去ろうとする。とっさに飛びのるビリーだったが、次の瞬間吹き矢で振り落とされ、彼は絶命してしまう。


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ドクター・ランド率いる国際マフィアは有能なスポーツ選手や俳優などを終身契約にし暴利をあげていた。ドクター・ランドは、世界的なアクション映画スター、ビリー・ローと、彼の恋人であり歌手でもあるアン・モリスに終身契約を迫る。ビリーは『ドラゴンへの道』撮影中に天井から照明が落下してくるなどの脅しを受けるが、かたくなに契約を拒否する。ついにしびれを切らしたランドはビリーを暗殺するように命じ、『ドラゴン怒りの鉄拳』のラストシーンの撮影中にビリーは顔を撃たれる。ビリーの葬儀が盛大にとりおこなわれたが、実はビリーは一命を取りとめ自分を死んだことにしていた。アンの安否を気づかいながら、ランドへの復讐を決意するビリー。ビリーとマフィアの戦いがはじまった。・・・


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イタリア・ローマの中華レストラン「上海」は、その土地を狙う地元のギャング(地上げ屋)に毎日の様に執拗な嫌がらせを受け、客も恐がって殆ど来なくなり閑古鳥の鳴く状態が続いていた。亡き父の後を継いだ女店主のチェンは叔父の香港の弁護士に相談すると、急病で来られなくなった弁護士の代わりに従兄のタン・ロンがやって来た。弁護士を頼んだはずが、やってきたのはいかにも田舎から出てきたばかりの風貌の青年。おまけに異国の地の言語・習慣の違いに戸惑いドジをふむタン・ロンに初めのうちはチェンは呆れ、空手を嗜むジミーやトニーらレストランの従業員達は馬鹿にする。しかし、ある夜ギャングの送り込んだチンピラ集団をタン・ロンは鮮やかなカンフーで簡単に倒すと一転従業員から尊敬されるようになり、タン・ロンの飾らない性格にチェンは淡い気持ちを抱くようになる。タン・ロンが加わった事でチェンと従業員達はギャングに立ち向かう決意を固めるが、叔父で調理担当のウォンだけは頑なに反対。そのうちタン・ロンの暗殺計画、チェンの誘拐等、ギャングの手口はエスカレートしていくが、タン・ロンの拳法と機転により、ことごとく失敗。引き下がれなくなったギャングのボスは最終手段として、アメリカ人の屈強な空手の達人・コルトを呼び寄せる。ギャングの罠によってコロッセオに誘い込まれたタン・ロンは、コルトと一対一の決闘をすることになる。・・・




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日清戦争・日露戦争で大日本帝国が勝利した数年後の1910年、清朝末期の上海で中国武術の大家・霍元甲が謎の死を遂げた。霍元甲がその年創始した精武館(上海精武体育会の前身である上海精武体操学校がモデル)の愛弟子の陳真は悲しみに暮れながらも、師匠の突然の死に疑問を抱く。時を同じくして始まった日本人柔道場からの執拗な嫌がらせ。ある夜、陳真は精武館に使用人として日本人スパイが紛れ込んでいる事を突き止め、やがて師匠の死の原因が、精武館を脅威だと感じた日本人柔道場主(虹口道場)・鈴木寛の陰謀だと知り、陳真はたった一人で復讐の闘いへと向かっていく。・・・



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カリフォルニア、モンタレー・ジャズ・フェスティバルの隣町、カーメル。KRMLラジオのスターDJ・デイブの番組には、決まった時間に同じ女がエロール・ガーナーの「ミスティ」をリクエストしていた。ある日、デイブは行き付けのバーでイブリンという女と出会う。彼女こそ「ミスティ」をリクエストしていた女だった。二人は一夜限りの情を交わすが、やがてイブリンは、勝手に彼の部屋に押しかけるストーカー状態になる。数日後、デイブは4ヶ月消息不明だったかつての恋人トビーと再会し、お互いの誤解を解き愛を確認する。だが、イブリンは執拗にデイブに迫りまくり彼は疲れ果てる。そして別れ話を持ちかけるが彼女の言動は日を追うごとに異常性を増して、ついには深夜、自宅に押し掛けたイブリンは浴室で自ら手首を切った。友達の医師を内密に呼んで手当する。彼女を動揺させないようにと、やむを得ず一晩彼女を泊めて傍で眠るデイブ。その後、イブリンはデイブの車を借りて勝手に出かけ、密かに合鍵を作り、入り口の梁の上に隠す。デイブはトビーにすべて打ち明けて帰宅すると、部屋はぐちゃぐちゃ。家政婦のバーディが瀕死の重傷を負い、傍らにはナイフを持った放心状態のイブリンがいた。


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スノーホワイトがラヴェンナを倒す前のお話から。邪悪な女王ラヴェンナの妹フレイヤは婚約者のいる男と愛し合っていて娘を授かる。しかし、愛されている彼女に嫉妬したラヴェンナは「彼はフレイヤとその娘の元を去るだろう」とフレイヤに言う。フレイヤはその言葉を信じていなかったが、ある夜、男から駆け落ちしようと手紙を貰い庭に出ていくと、その隙にその男が娘を焼き殺してしまう。最愛の人に裏切られ、娘を失い深く悲しんだフレイヤは禁断の魔法の力を得ると同時に氷のように冷たく、愛を信じない氷の女王となり、氷の王国を作った。そして彼女はこの王国の掟として愛することを一切禁止した。フレイヤは村々で子供達をさらい鍛え上げ戦士「ハンツマン」にし、強力な軍隊を作っていった。そんな中でもエリック、サラ、タルは最も優秀でフレイヤに気に入られていた。愛は禁止されているが、お互い好きなエリックとサラは永遠の愛を誓い、サラは自分のペンダントをエリックに渡す。そして彼らは一緒に氷の王国を去る事を決める。しかし、それをフクロウのスパイを使って知ったしまったフレイヤは大勢の戦士達を使って二人を引き離す。そしてエリックの前でサラを殺しエリックも殺して川へ流すのだった。それから7年後、生きていたエリックはスノーホワイトの王国にたどり着いていた。(ラヴェンナは倒された後だ)ここで平和に一人暮らししていた彼だったが、「死んだ女王ラヴェンナの魔法の鏡を聖域に閉じ込めようとしたところ、盗まれてしまったので取り戻して欲しい」と王子に頼まれる。エリックはこの会話をフレイヤのスパイのフクロウに聞かれていた事を知ると、これを引き受ける。フレイヤが鏡を手にしたら、今よりさらに邪悪な力を得ると知っているからだ。彼はパートナーとして二人のドワーフ達と一緒に鏡を探しに行く。旅の途中で氷の王国のハンツマンたちに襲われるがサラが助ける。実はサラは生きていたのだ。死んだと思っていたサラに再会して喜ぶエリックだったが、サラはあの日エリックが一人で逃げる所を見たとエリックに迫る。フレイヤが二人にそれぞれ違うビジョンを見せていたのだ。サラはエリックが彼女に貰ったペンダントをつけているのでエリックの言っている事は本当なのではと思い始める。そして二人は再び愛を確かめ合うのだった。


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