CIA分析官のマヤは、2003年にパキスタンのCIA支局に配属された。秘密基地(Black Site)では同僚のダンが、2001年の911、アメリカ同時多発テロ事件の金の運び屋とされるアンマルを尋問&拷問していた。マヤはダンやジェシカ、ジャック、トーマス、J.J.らとともに情報収集に取り組む。ある時アンマルは拷問から解き放たれ、豊富な食べ物と飲み物が与えられる。マヤとダンの前でアンマルは「アブ・アフメド・アルクウェイティ(Abu Ahmed al-Kuwaiti)」という名前を告げた。それは以前は明かされなかったビン・ラーディンの連絡係の名前であった。だが、ブラッドリー支局長はその情報の信憑性を疑い頻発する自爆テロの阻止を優先した。しかし2005年のロンドンテロ、2008年のパキスタンのイスラマバードでのマリオットホテルテロ(この時はマヤ、ジェシカは九死に一生を得た)は実行された。CIAはアルカーイダの医師を買収し、情報を聞き出そうとする。しかし2009年12月30日、アフガニスタンのチャップマン基地に現れた医師は身体に巻いた爆弾で自爆。これによってジェシカが死亡した。更にその直後、アブ・アフメドがすでに死んでいるという情報もマヤにもたらされた。
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