ある家庭で、母親が子供たち2人を寝かしつけるために物語を読み聞かせる。主人公のベルは裕福な商人である父親と三人の兄、双子の姉と共に暮らしていたが、父親の所有する船が嵐で遭難し一家は破産してしまう。一家は田舎に引き籠り自給自足の貧困生活を送るがベルは「放蕩三昧の兄や婿探しに夢中で留守がちだった姉と毎日過ごすことが出来る」と満足していた。一カ月後、港に父親の船が打ち上げられたという知らせが届き、父親は長男のマキシムと共に港に向かう。しかし打ち上げられた船は借金のカタとして差し押さえられてしまいマキシムは父親を置いてどこかに行ってしまう。父親はマキシムを探して彼の行き付けだった酒場に向かうが、そこにはマキシムに借金を踏み倒されたペルデュカスがいた。ペルデュカスに殺されそうになった父親は、店主に助けられ逃げ出し家に戻ろうとするが、森で吹雪に逢い馬は足を折る。やむなく馬を見捨て歩き続けるが崖から転落してしまう。意識が気が付き、また歩き始めた父親はイバラに覆われた古城にたどり着く。城内に入ると、そこには温かい食事となぜか子供たちに頼まれた土産物が用意されていた。父親は土産物を貰い家に戻ろうとするがベルに頼まれていたバラがないことに気付く。父親は庭園に生えていたバラを摘み取るが、それを見た野獣が襲い掛かって来た。野獣はバラを盗んだ罪で父親を殺そうとするが、一日の猶予を与え父親を解放する。父親は家に戻り子供たちに別れを告げる。しかし感情が高ぶったベルは父親の身代わりとなり一人で古城に向かう事を決意し家を飛び出す。古城に着いたベルに対し野獣は高価なドレスを贈り「城内を自由に散策して良い」と告げ、何の危害も加えなかった。その夜ベルは夢の中で古城の主だった王子様と王女様の夢を見る。・・・

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