高校の写真部に所属する月子は友人の佳恵と一緒に帰宅する途中、同じ学校に通う姉の富江に遭遇。だが、富江の傍らにいたのは月子の憧れの先輩・俊夫だった。姉に激しい嫉妬を感じる反面、その眩いばかりの美しさに陶酔しカメラのシャッターを押し続ける月子。そんな月子の気持ちを見透かしたように言葉を投げかける富江。動揺した月子の手が止まったその時、建設中のビルから足場の材料筋交い(すじかい)が落下。それは富江の身体を貫き、月子の目の前で姉は命を落としてしまう。その瞬間の光景は脳裏に焼き付き月子を苦しめることになる。悪夢にうなされ続ける月子。だが一年余りが経過して、ようやく平穏な日常に戻り始めていた。そして迎えた富江の誕生日。両親と3人でバースデーケーキを囲み、“富江が生きていたら”と、18歳を迎えただろう富江の思い出を語っていたその時。豊かな黒髪と禍々しいほどの美しさを湛え、死んだはずの富江が3人の目の前に現れる。大粒の涙を流して喜ぶ両親。だが、月子は目の前の信じがたい光景を前に、ただ呆然と立ち尽くす。・・・
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